先日ゲームマーケット2021春では様々な新作ボードゲームの先行販売があり、みなさん色んな作品に目移りしていたことだと思います。そんな中で個人的に注目していた作品「スペースエクスプローラーズ」について簡単なプレイレポートをまとめてみました。
「スペースエクスプローラーズ」
■基本情報■
プレイ人数:2~4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:20~40分
販売価格:3850円(税込)
日本語版販売元 リゴレ
内容物:人材カード 60枚 / プロジェクトタイル 10枚 / ハブシート 4枚 / リファレンスシート 4枚 / 研究チップ 20枚 / スタートプレイヤーマーカー 1枚 / 説明書 1枚 / 歴史上のプロジェクト 1枚
販売元は「ワードスナイパー」や「スカルキングレジェンド」でおなじみのリゴレさん。最近は海外の大箱ゲームにも力を入れています。
ゲーム内容は宇宙開発を行う中で人材を確保しながらプロジェクトの達成を目指します。得点要素は人材とプロジェクトです。主にこの2つの勝利点の合計が高いプレイヤーがゲームの勝者です。
●見た目的な要素でオススメポイントは3つ!!
・たくさんの宇宙有人船が登場し宇宙好きにはたまらないです。(各宇宙船の解説付き)
・レトロなアートワークはボードゲーマーに刺さります。
・ロシア人がデザインしたボードゲームのため、ロシア(ソ連)好きにも手にとって欲しい作品です。
自分の手番にできることは2択
\自分の手番にできることは2つに1つです。わかりやすい!!/
▶︎ 場に並んだカード(もしくは山札)から1枚手札に加える。
場に並んだ人材カードを手札に1枚加えることができます。人材は5種類あり、カードによって異なる効果とかかるコストが表示されています。
↑カード効果はリファレンスシートで常に確認することができます。カードによってそれぞれ効果が異なるので勝ち方にもバリエーションが出てきますね。
▶︎ コストを支払って手札の人材カードを1枚自分のボードに配置する。
手札のカードや研究タイルを支払って自分のボードに人材カードを置くことができます。手札のカードを支払ったら場にカードが戻るため、他のプレイヤーに使われてしまうリスクがあります。また研究タイルの支払先は左隣のプレイヤーになります。次の手番プレイヤーが優位にならないように研究タイルの管理も慎重にしなければなりません。
また、すでに置いた人材カードによってコストを軽減することもできます。人材カードの効果でも軽減することができますが原則1番上のカードだけしか適用しないため、人材カードの集め方も気を遣います。
ゲームの終了
手番で人材カードを自分のボードに配置した後、プロジェクトに必要なスキルが揃っていればプロジェクトタイル(勝利点)を獲得することができます。
もし、プロジェクトタイルが全てなくなるか、誰か一人の人材カードが12枚揃ったらゲーム終了の合図です。獲得した人材カード/プロジェクトタイル毎に表示された得点の合計が1番高いプレイヤーがゲームの勝者です。
勝ちのパターンが多彩な拡大再生産のボードゲーム
カード毎にユニークな効果が多いので様々な勝ちパターンが見えてきます。プレイした所感として相手に1色を独占されないようにプレイするのが良さそうでした。「宝石の煌き」/「ギズモ」/「レースフォーザギャラクシー」を遊んで拡大再生産のゲームシステムに慣れてきた方に是非オススメしたい作品だと思います。
参考 スペースエクスプローラーズ世界のボードゲーム通販JELLY 参考 スペースエクスプローラーズリゴレ