優れた見栄えのアートワークやコンポーネントのゲームを選ぶゲーム賞『GRAF LUDO 2018』の結果が発表されました。
それぞれ「ファミリーゲーム部門」と「子供ゲーム部門」の2部門があり、ファミリーゲーム部門には『チックウッドの森』。子供ゲーム部門には『サンゴの森のなかまたち』がそれぞれ選ばれました。 『チックウッドの森』は、お城にカードを出していき最終的に城ごとに並んだカードを引き取って得点化するセットコレクションゲームです。 お城に並ぶカードは、表向きに出させるものと裏向きに出されるものがあり、たくさん集めると高得点になるものや、マイナス点になるものなど様々で得点が最大になるようにカードを選びます。 お城の人たちや宝物などのイラストが色鮮やかに描かれています。
『サンゴの森のなかまたち』では、プレイヤーは魚を操りサンゴ礁で泳いで海の生き物達を見つけ出す協力ゲームです。 手番ではダイスを振り、4つの魚の1つを選んでダイスの出た目の分だけ移動させます。 全ての魚が元の位置に戻ってくるまでに全ての海の生き物たちを見つけ出します。 ゲームデザイナーは、『ガイスター』や『ハゲタカのえじき』などで有名なアレックス・ランドルフ氏。1993年に発売されたゲーム『DER RATTENFÄNGER VON HAMELN』のテーマを変えたリメイク作となっています。 今回は、優れた見栄えのアートワークやコンポーネントのゲームに送られる賞『GRAF LUDO 2018』の大賞作を簡単にご紹介しました。 どちらのゲームもリメイク作となっており、ゲームシステムよりもキャッチーなアートやコンポーネントに力を入れた結果なのかもしれません。ときには、ボードゲームのアートワークをじっくり鑑賞してみるのもいいかもしれません。
参考
Winner of the Game Graphics Award GRAF LUDO | model-hobby-gamesmodell-hobby-spiel
ファミリーゲーム部門『チックウッドの森 (Chickwood Forest)』
子供ゲーム部門『サンゴの森のなかまたち(Tief im Riff)』
おわりに