月〜金の朝8時からTBSテレビで生放送されているバラエティ番組「ラヴィット!」では、様々なテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2024年3月第4週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
3月18日 月曜日
はぁって言うゲーム
〈はぁって言うゲーム/3〜8人/15分〉
指定されたセリフをどの状況で言ったのかを当てるコミュニケーションゲーム。
セリフと8つのシチュエーションが書かれたお題カードを1枚選んで、全員で内容を確認します。次にA〜Hが書かれたアクトカードを全員に裏向きで配り、他の人には見せずに自分だけでアクトカードを確認します。スタートプレイヤーから順番に、アクトカードで指定されたシチュエーションでセリフを発します。全員がセリフを言い終えたところで、誰がどのシチュエーションでセリフを言ったのかを投票します。当たった人は1点獲得で、当ててもらった人は正解者の数だけ点数が貰えます。最終的に得点の高い人が勝ちです。
番組では、お笑いグループぼる塾の田辺さんのギャグである「まぁね〜」をどのシチュエーションで言ったのかを推測する『まぁね〜って言うゲーム』としてアレンジしたゲームで遊ばれていました。それだけオリジナルのルールが汎用性の高いゲームだということでしょう。元々はぼる塾のYouTubeチャンネルで遊ばれていたゲームです。仲良しの女性4人でわちゃわちゃとしてて面白いので、動画のリンクを貼っておきます。
3月19日 火曜日
いろち
〈いろち/1〜6人/6歳〜/15分〉
条件が揃った時に「いろち」と宣言してカードを獲得するカードゲーム。
カードの背景の色は、赤・青・黄色の3色。文字の色も赤・青・黄色の3色。そして、赤・青・黄色のどれかの文字が書いてあります。そのカードを裏向きに山札にしたらゲームスタート。自分の手番では、山札からカードを1枚めくります。そのめくったカードの「背景の色」「文字の色」「文字の意味」が全て違ったら、いち早く「いろち!」と声に出して言います。最初に言った人がカード獲得で、最終的に最も多くカードを獲得したが勝利となります。
カードがめくられたら一瞬で色と文字情報を判断しなければいけないので、混乱してしまうのがこのゲームの面白いところ。脳の老化防止になりそうなのも魅力的ですね。ちなみに「いろち」では無いカードは場に残して、新たにめくったカードと2色以上同じカードがあれば「おそろ!」と言ってカードを獲得する追加ルールもあります。とにかく、理屈の分からない笑いが生まれるゲームです。
TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年3月第2週に遊ばれたボードゲーム『ババ抜き』『ドキドキバランスタワーゲーム』を紹介