ドイツ年間ゲーム大賞2025発表! OKAZU brand林尚志氏の『ボムバスターズ』が日本人デザイナー初となる年間ゲーム大賞受賞の快挙を達成

※画像はSpieldesJahresの公式サイトより転載

2024年、現地時間7月13日18時(日本時間7月14日午前1時)、ボードゲーム界においてもっとも権威のある賞のひとつであるドイツ年間ゲーム大賞2024(SpieldesJahres2025)が発表された。大賞は『ボムバスターズ』に決定。デザイナーの林尚志氏は、日本人として初めてドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。

公式サイト SpieldesJahres2025: https://www.spiel-des-jahres.de/en/award-winners-2025/

 

年間エキスパート大賞は『エンデバー:ディープ・シー』が、年間キッズゲーム大賞は『Topp die Torte!』がそれぞれ受賞している。

ドイツ年間ゲーム大賞は1979年から続いている賞で、全カテゴリが対象の総合部門である“年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)”、ゲーマー向けのタイトルから選ぶ“年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)”、低年齢層向けの“年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)”の3部門がある。受賞作はパッケージに受賞を表すマーク(通称“ポーン”)の表示が可能となる。

年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)
『ボムバスターズ』

メーカー:Pegasus Spiele/Engames

他人と自分のタイルの数字を合わせて爆弾解体にあたる協力ゲーム。全部で66ものミッション(シナリオ)が用意されており、進行するごとに新たな要素が加わっていく。デザイナーは『横濱紳商伝』や『レイルウェイブーム』で知られるOKAZU brand林尚志氏で、ゲームマーケット2020秋にて発表された『ボムスカッド』を海外版としてリメイクしたもの。日本語版がEngamesから発売中

年間エキスパート大賞(Kennerspiel des Jahres)
『エンデバー:ディープ・シー』

専門のクルーを雇い入れ、深海探査艇を用いた海洋調査と生物保護を行う重量級ワーカープレイスメント。全部で10のシナリオがあり、協力ゲームとしてプレイするルールも用意されている。デザイナーはカール・デ・ビザー&ジャラット・グレイ氏。日本語版はアークライトより発売

メーカー:Frosted Games・Board Game Circus/アークライト

年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)
『Topp die Torte!』

正しい色のケーキの層を積み上げて完成させる。パステルカラーの色彩が美しく、見ているだけでも楽しいタイル配置ゲーム。デザイナーは『ザ・マインド』『クアックサルバー』のウォルフガング・ヴァルシュ氏。

メーカー:Schmidt Spiele

ドイツ年間ゲーム大賞2025・他ノミネート作品を含むゲームの紹介については以下記事を参照。

ドイツ年間ゲーム大賞2025ノミネート作品発表! OKAZU brand林尚志氏デザインの『Bombusters』が年間ゲーム大賞部門にノミネート

OKAZU brand林尚志氏は、1979年から続くドイツ年間ゲーム大賞の歴史のなかで初めて賞を受けた日本人デザイナーとなった。これまで日本人デザイナーのタイトルはノミネートまではされていたものの、ついに受賞の快挙を達成。NHKなど大手メディアのニュースにも取り上げられ、日本国内でのボードゲームそのものへの注目度もアップしそうだ。

BROADでは2023年に林氏のインタビュー記事を公開している。氏のデザイン哲学をじっくりとお話しいただいているので、まだお読みでない方はぜひともご一読いただきたい。

【作者直撃】つねに数十ものアイデアをストック! ”OKAZU brand” 林 尚志氏のデザイン哲学とは?