超メガヒット!あの名作ボードゲームの販売数を徹底調査

モノポリーやカタンなど、ボードゲームの代名詞みたいなゲームがいくつかありますよね。名作というか定番というか古典というか。

はたして、あのボードゲーム達は何個くらい売れてるんでしょうか?いろいろと調べてみました。

 

カタン

1995年ドイツ生まれのボードゲームです。作者はクラウス・トイバー。無人島を開拓して最も開発した人が勝ちというゲーム。

ボードゲームをドイツゲームという呼び方にしたきっかけのゲームと言っても過言じゃないカタン。どれだけ売れてるのか?

 

ニュース記事を検索してみると、2010年の日本経済新聞にボードゲームのAI開発に関する記事がありました。その中でカタンは「世界20ヵ国語以上に翻訳され、累計売り上げは1500万パッケージ以上に上る」ボードゲームであると説明されていました。

発売から25年で1500万個も売ったとは…。恐ろしいゲームだ。

そして、現在日本語版を販売している株式会社ジーピーのサイトには「数あるボードゲームの中でも3000万個以上という記録的な販売数を誇る「カタン」(※販売数は2017年時点の数字)」と書いてありました。

なんと2010年からの7年間で1500万個も販売したとは!2020年現在で何個売れてるかは分からなかったけど、同じペースで売れ続けてるとすれば3500万個くらいなんでしょうか。

 

いろんなバージョンも出てるのにスタンダードの初代「カタン」が売れてるってのも面白い話ですね。

 

 

 

ラブレター

2012年日本生まれのカードゲームです。作者はカナイセイジ。兵士などの力を借りて姫にラブレターを渡すのが目的のゲーム。

様々なバージョンがあるゲームなんだけど、2018年に「ラブレター ー恋文ー」という和風の絵柄バージョンが発売されました。販売元の幻冬舎エデュケーションのサイトで「累計販売数200万個以上の名作」と説明されていました。そんなに売れてるとは!

 

 

モノポリー

1935年アメリカ生まれのボードゲームです。作者はチャールズ・B・ダロウ。家やホテルを建てて他の人からお金を徴収して資産を増やして、全員を破産させたら勝ちというゲーム。

 

2015年の産経新聞にモノポリー大阪環状線バージョン発売の記事がありました。その中で「世界累計販売数は2億5千万個を超え、愛好家は5億人以上という」ゲームであると説明されていました。

2億5000万個ってケタ違い。発売されてからの時間が他のボードゲームと比べ物にならないってのもあるけど、凄まじい数字ですね。

 

そしてビックリする記事を発見!

2009年、関西国際空港でモノポリー世界一決定戦を開催されました。その開催決定を知らせるプレスリリースに「世界累計販売数2億5000万個以上、世界で最もユーザーの多い(5億人以上)ボードゲーム」と書いてあるんです。

アレ??じゃないですか。産経新聞は2015年だからモノポリーは6年間全く売れてないって事なのか…?どういう事なんだろうか…。

 

と思ったら、さらにビックリ!

日本モノポリー協会理事の岡田豊さんが2004年にインタビューを受けている記事がAll Aboutというサイトに掲載されているんです。そこでのモノポリーの説明が「全世界で累計ですでに2億5千万セット以上も売れているとんでもないゲームです」と書かれてるんです。2004年ですよ。

2億5000万個売ったのはいつの話なのよ?物凄い記録なんだからちゃんと更新して欲しいなぁ。16年の間にもっと累計販売数の記録伸びてるでしょ。3億個は超えてるはず。

モノポリーは売れすぎて正確な数にこだわりがないんでしょうね。