会わずにビデオ会議で遊ぼう!リモートボドゲ会向きボードゲーム!!さらに追加の19選!

ボードゲームを遊びたいけど人が集まるのはなかなか厳しい御時世です。そこで先日アップした「外出自粛でもボードゲームを遊びたい!リモートボドゲ会向きのゲーム13選」という記事がそれなりに好評だったようです。読んでない方はコチラを。

外出自粛でもボードゲームを遊びたい!リモートボドゲ会向きのゲーム13選

ビデオ会議(web会議・リモート会議など様々な言い方がありますがここではビデオ会議で)を使って、人と会わずに遊べるボードゲームをピックアップした記事です。閲覧数が伸びたのは参考にしたい人が多かったからかな?リモートボドゲやってる人が増えたって事なんでしょう。読むのが面倒な人の為に羅列しておくと、紹介したのは

・ジャストワン

・クイズいいセンいきまSHOW

・ホッタイモイジンナ

・ゴモジン

・ウミガメのスープ

・ボブジテン

・アベベコベベ

・セットカードゲーム 

・ハイパーロボット 

・ナンジャモンジャ 

・ito 

・タイムライン 

・パーティーキンゴ

の13ゲーム。たった1人がゲームを所持していれば、遠隔でも楽しく遊べるものばかりです。

 

SNSで探してみると、遠隔でボードゲームを遊んでいる人が多いですね。オンラインでのリモート飲み会のついでにちょっとゲームをやるってパターンとか。

という事で、このテーマはまだまだ需要がありそうなので追加で紹介します。1人だけ持っていれば遠隔で遊べるボードゲーム19選です。

 

ベストワードクラブ

2枚のカードに書かれたお題で思いついた単語を答える大喜利的ワードゲーム。

カードには「た で始まる」という頭文字を指定するものと「一番めでたい言葉」というジャンルを指定するものがあります。その2枚の条件に当てはまる単語を思い付いたら答えます。他の人はそれよりも優れた答えを思い付いたら答えて、最も適した回答の人が勝ち。

勝ち負けは正直言ってアバウトなんだけど、発想力を楽しむコミュニケーションがメインなのでビデオ会議向き。なんかダラダラと遊べちゃうオススメゲーム。置いたカード2枚を映すためのカメラが必要になりますね。

 

はぁって言うゲーム

お題カードに書かれた言葉を言って、誰がどの演技をしているのかを推理するパーティーゲーム。

カードには「なんで?のはぁ」「怒りのはぁ」「失恋のはぁ」など8種類のはぁの言い方が書いてあります。全員にA~Hのカードを1枚配って、その指定された言い方で演技をしたら、みんなでどれが正解なのかを予想します。全員の演技が終わったら答え合わせをして、他人の演技を当てたら1点、自分の演技を当ててもらった数だけ得点というルールです。

ビデオ会議で遊ぶには、演技の予想を書く為の筆記用具が必要になりますね。あと注意点としては「◯◯さん以外は目を閉じて下さい。◯◯さんのカードはコレです」「次は◇◇さん以外は目を閉じて下さい…」と1人1人にアルファベットのカードを見せる必要があります。

 

想像と言葉

単語が書かれた3枚のカードから連想される言葉を考えるワードゲーム。

カードには「獣」とか「広い」とか「ぐるぐる」などイメージが広がりそうな単語が書いてあって、適当に選ばれた3枚のカードを見て想像した言葉を書きます。全員書き終えたら、一斉に公開します。それで同じ言葉を書いた人は1点というルール。

このゲームなかなか他の人と同じ言葉が出ないんですよ。でもビデオ会議だと「なんでそんな答えになるの?」「えー、意味不明…」とか全員の答えを見ていろいろ言い合うのが面白いんです。もちろんピッタリ誰かと答えが合えば盛り上がるし。今回紹介するゲームの中では最も入手しにくいので迷ったけど面白いので。ちなみに「はぁって言うゲーム」と同じ作者が作った作品です。

 

ドロッセルマイヤーさんの法廷気分

お手軽に模擬裁判が楽しめるコミュニケーションゲーム。

被告は「中学生の時バスケ部でした」とか「私はトマトが嫌いです」など適当な証言をして、それがウソかホントかをカードを裏向きにして裁判長の前に置きます。弁護士は判決がホントになるように質問をして、検察官はウソになるように質問をします。質問が終わったら判決を言い渡します。ホントかウソが当たったら裁判官が得点、ハズレなら被告が得点。弁護士と検察官は裁判官が自分の方の判決を言ったら得点です。

これは「ゆるゲー」というテーマで作られているだけあってキッチリとしたゲームでは無いんだけど、ビデオ会議はこういう会話がメインになるゲームが非常に向いてますね。他愛もない証言にみんなが本気になってるのも笑えるし。被告はウソかホントかを書いておく必要があるので筆記用具の準備を。

 

知ったか映画研究家スペシャル

ランダムに作られた映画のタイトルを知ったかぶりをして語り合うパーティーゲーム。

カードを1枚引いてサイコロを振り言葉を決め、もう一度同じ事を繰り返して2つの言葉を繋げて映画のタイトルを決定します。例えば「消しゴム泳ぎ」とか「フォーエバーひんやり」など変なタイトルが出来上がります。その存在しない映画をあたかも見たような感じで「フォーエバーひんやり見たんだけど、あれは泣けたねぇ。父親が娘を助けるシーンが…」など解説します。他の人は絶対に肯定するというルールなので「そうそう!」「オレも泣いた」と話に乗っかり、全員が解説したらゲーム終了。最も良い解説をした人が勝ち。

おバカなゲームなんだけど、否定する人が存在しない世界って平和で楽しいんですよ。無茶振り映画創作ゲームとでも言いましょうか。

 

みんなで本を持ちよって

各々が持ちよった本を使った大喜利ゲーム。

出題者がカードをめくりお題を読み上げます。「職員室から聞こえてきた一言」とか「王子さまをカエルに変えてしまう魔法の呪文」とかそんなお題が書かれています。それに合う文章を持ちよった本の中から探して発表。全員答えを読み上げて、出題者が最も気に入った答えの人に1点。こんなゲームです。

これってビデオ会議に最適じゃない?と言うのも、このゲームって文章を探すのに一生懸命で時間が長引きやすいんです。でも比較的のんびり遊ぶのがリモートボドゲ会に合ってるので、これはオススメ。みんな自宅だから本もあるしね。

 

アテッコ

YESかNOで答えられる質問を繰り返して、自分の答えを当てるパーティーゲーム。

テーマに沿った単語をボードに書いたら、全員ボードを隣の人に渡します。手元に回ってきたボードに書かれた答えを自分だけが見えないように置いたらゲームスタート。自分の手番では質問を1つする事が出来ます。質問は「皆さんコレを食べたことありますか?」とか「コレって生き物ですか?」という出し方をして、全員がYESかNOのカードを出して答えます。この質問を繰り返していち早く正解した人の勝ちというルールです。

ビデオ会議で遊ぶにはちょっと面倒なんだけど「◯◯さんだけ目を閉じて下さい。◯◯さんの答えはコチラです」と、全員に見せてメモを取ってもらいます。次は別の人が「◇◇さんは目を閉じて下さい。◇◇さんの答えは…」の繰り返し。これを人数分やってからゲームを始める感じになります。なので手元に全員分の答えを書く紙が必要。あと、YESとNOを表すモノが必要ですね。グーとパーで手で表してもいいし、何かカードを用意してもいいし。

 

チョンマゲ オン・ザ・ヘッド

日本語の単語を英語だけを使ってヒントを出して答えてもらうクイズコミュニケーションゲーム。

カタカナ語を日本語だけのヒントで当ててもらうゲームの傑作「ボブジテン」の英語バージョンと言えば分かりやすいでしょうか。英語しか喋れない外国人に日本にしかない言葉を説明する感じ。お題ごとに使っちゃいけないNGの英単語もあって混乱します。

ボブジテンも面白いんだけど、こっちの方が伝えにくくて難易度は高め。答える方も苦しくて挑戦してる感覚があります。このもどかしさが楽しいんですよ。

 

へんなかんじ

カタカナ語を漢字一文字で書いて当ててもらうクイズゲーム。

ボブジテンの漢字バージョンとでも言いましょうか。漢字は存在しないオリジナルで構わないので大喜利みたいな雰囲気もありますね。漢字なんだけどイラストっぽいと言うか。書いた漢字を見せて当ててもらえれば1点、当てた人も1点というルールです。

各々が筆記用具を用意すればビデオ会議で遊べます。この手のクイズ形式のゲームの中では変化球のテーマでなかなか面白いですね。

 

みんなでぽんこつペイント

お題を直線と丸だけでイラストを描いて、お題を当ててもらうお絵描きクイズゲーム。

解答者が1人で、その他の人はイラストを描いてヒントを出す側になります。お題を見たら全員がイラストを描いて、画数が少ない人から解答者にイラストを見せ、当ててもらえば得点というルール。絵の上手い下手ではなくて、少ない画数でいかに伝えるかのアイデアを競うゲームですね。

何度も消したり描いたりするので、是非ともホワイトボードで遊んで欲しいですね。もちろん紙とペンでも遊べます。

 

ブラックストーリーズ

ここから4つは、ゲームを持ってる人が司会者やゲームマスターになって遊ぶタイプのゲームを紹介します。

ブラックストーリーズはカードに人が亡くなった不可解な事件が書いてあって、その原因や死因を究明するクイズゲーム。

出題者はカードに書かれた事件を読み上げます。カードの裏には答えが書いてあるので黙読します。ここからゲームスタートで、残りの人は解答者となって出題者に対して質問をします。質問はYESかNOで答えられる質問のみというルールなので、自由になんでも訊けるわけではありません。それでも思わぬ質問が糸口となって、少しずつ謎が明らかになっていくのは非常に気持ちがいいんですよ。

リモートボドゲ会で遊ぶ場合は、このゲームを持ってる人がずーっと出題者になるのが難点ですかね。面白いので気にならないかな。

 

人狼

村人と人狼に分かれて戦う正体隠匿ゲーム。

正体隠匿の代名詞的なゲームなのでルールは省略。このゲームを持ってる人がゲームマスターとなってゲームを進行していくことになります。役職カードは全員に目を閉じてもらって「◯◯さん目を開けて下さい。あなたの役職はコチラです」と1人1人に見せるというスタイルになりますかね。ビデオ会議によっては、特定の人にだけ送れるチャット機能もあるので、それで役職を伝える事も出来そう。

以前からオンライン人狼で遊んでた人も多いようで、問題なく遊べると思います。機能によっては人狼同士でチャットが出来るので、より戦略的になるかも。

 

インサイダーゲーム

出題者に質問をして正解にたどり着き、答えを知っていたインサイダーを探し出す正体隠匿系クイズゲーム。

出題者となるマスターとインサイダーの2人だけが答えを知っていて、全員で正解を導き出すために様々な質問をします。質問は「ブラックストーリーズ」同様YESかNOで答えられる質問のみ。制限時間内に正解が出なければ全員が負けになります。正解が出た場合は、答えを知っているインサイダーは誰なのかを当てることになります。怪しい人を投票で決めてインサイダーが選ばれなければインサイダーの勝ち、選ばれればそれ以外の人の勝ちというルールです。

これも会話がメインなのでリモートボドゲ会向きですね。ただ、正解となる言葉が書かれたカードをインサイダーに見せなきゃいけないので、このゲームを持ってる人が出題者固定になってしまいますね。それが気にならなければ。

 

ワードウルフ

市民とウルフに分かれて誰がウルフなのかを当てる正体隠匿系ワードゲーム。

上の写真のように多数派として「うどん」を渡された人は市民で、たった1人「そば」を渡された人はウルフです。制限時間内にみんなで渡された言葉について質問したり語ったりして、最後にウルフだと思う人を投票で決めます。投票でウルフが選ばれなければウルフの勝ち、選ばれれば市民の勝ちというルールです。

お題を用意したり、1人1人にそのお題を見せなきゃいけないので、このゲームを持ってる人がゲームマスターになってしまいます。でも、紙とペンがあれば誰でもゲームマスターになれるので問題ないかな。超面白いゲームなんだけど、お題を考えるのが大変なんですよねぇ。

 

エセ芸術家ニューヨークへ行く

芸術家になって全員で1枚の絵を完成させる正体隠匿系お絵描きゲーム。

全員に今回描くお題が渡されます。しかし1人だけお題を知らされずに絵を描かきなきゃいけません。この人がエセ芸術家になります。1枚の紙に1人ずつ1本の線を書き込んで、全員合わせてお題のイラストを完成させます。イラストが完成したら、誰がエセ芸術家なのかを投票で決めます。「ワードウルフ」のお絵描きバージョンと言えばイメージしやすいかも。もし、投票でエセ芸術家が選ばれたとしてもイラストを見て、お題を答える事が出来れば逆転勝ちとなっています。なので、芸術家はエセ芸術家にバレない様なイラストを描かなきゃいけないんだけど、変な風に描くとみんなにエセ芸術家だと疑われるし…というのが面白い正体隠匿ゲームです。

これはZOOMとCisco Webexにホワイトボードという機能があって、真っ白いボード上にみんなで絵を描けるんですよ。これを使えば遊べるでしょ。ただし個人的な経験から言うと、PCから接続してる人が対応してなったので(設定次第か?)全員の確認が必要ですね。

 

イリュージョン

指定された色の面積がどっちの方が上か下かを当てるクイズゲーム。

矢印カードをめくって色を決めます。色を決めたら、カード2枚を見比べて指定された色の%が昇順になるように並べます。次の人は、その並びが正しいと思えば新たにカード1枚を正しい順に並べます。もし並びが間違っていると思った時は、チャレンジをします。カードの裏面にはこのカードでどの色が%塗られているかが書いてあるので、並べたカードを裏返して正しいか間違っているかを確認します。正解すれば1点、間違っていれば直前に並べた人が1点というルールです。

この手のカードを正しい順番に並べるゲームはいくつかあるんですよ。でも、みんなスマホやパソコンとか小さい画面を見てるから小さい文字が書かれたカードは見にくい訳です。その点、このゲームは見やすいので遊びやすい!遊ぶには、カードを映すカメラが必要ですね。

 

メトロックス

地下鉄の駅を埋めていくビンゴのような紙ペンゲームです。

専用の用紙とペンを全員に配ったらゲームスタート。指示カードを1枚引いて、全員がその指示通りに地下鉄の駅に◯をつけていきます。これを繰り返して、いち早く始発から終点まで繋げると高得点というルールです。

東京と大阪の地下鉄のマップがあるんだけど(拡張で仙台・名古屋・博多マップも存在)これを全員に用意してもらえれば何人でも同時に遊べます。マップの画像をみんなに送ってプリントアウトしてもらうしかないですかね。公式的にもマップだけの販売はしてないのでコピーは許可してくれてるはず。カードをめくって全員が一喜一憂出来るのは楽しいです。これは超面白いので是非!

 

Wellcome to…

1950年代のアメリカの建築士になって最も優れた街を作るマークシートのような紙ペンゲーム。

専用の用紙とペンを全員に配ったらゲームスタート。3枚のカードをめくったら、その中から好きなものを選んで用紙にチェック。これを繰り返して、バランス良い街を完成させて高得点の人が勝ちというゲームです。

「メトロックス」が可能ならこっちも遊べるはず。ちょっとややこしいけど、これも用紙さえあれば何人でも遊べます。コチラは無料の専用アプリで用紙が印刷出来るので、それで遊ぶ人が各々でプリントアウトする必要があります。

 

コードネーム 

2つのチームに分かれて、リーダーからのヒントを元に仲間のエージェントを探し当てる協力型ワードゲーム。

単語が書かれたカードを25枚並べて、リーダーは自分の仲間を当ててもらうようなヒントを出します。リーダー以外の人はヒントから推測して、仲間を当てていき、相手チームより先に仲間全員を当てたら勝ちというルールです。

これは単語カード25枚を並べて、それらを真上から撮るカメラを準備しなきゃいけないので遊ぶにはちょっと大変かも知れません。でも2016年のドイツ年間ゲーム大賞に選ばれてて面白さはお墨付きだし、大勢集まったなら「コードネーム」だけで何回も繰り返し遊んじゃうゲームですからね。機材とかがあるなら試してもらいたい。

 

 

これで追加の19ゲーム。どれもビデオ会議向き。是非やってみて下さい!

 

あと、リモートボドゲ会でも遊べるボードゲームというよりは、リモートだから遊べるオリジナルのゲームを試行錯誤考えている人達が現れました。その名も「テレゲーム研究所」です。

ボードゲームに関わってる人たちがZOOMで遊べるゲームを遊びながら紹介していますね。気になる方はどうぞ。

 

まだリモートボドゲ会をやってない人は友達に連絡してすぐにでも遊んでみて下さい。ホント面白いですよ。一緒にボードゲームやってたけど遠くに引っ越した人とか、子育てが忙しくなってゲーム会に来なくなった人とか、そんな人も気軽に参加出来るのも魅力なので。

会わなきゃ遊べないボードゲームの方が多いのは確かだけど、離れてたって十分楽しい。STAY HOME!自宅で楽しもう!