笑いが止まらない!とにかく盛り上がる!大喜利系ボードゲーム16選

ボードゲームには様々なジャンルが存在します。中でもルールが単純でワイワイ盛り上がるのは、ワード系のゲームじゃないでしょうか。ザックリ言うと言葉遊びみたいなゲームです。

そんなワード系の中でも「大喜利系」と呼ばれるタイプのゲームがあります。お題に対して面白い答えを言う…という笑点でお馴染みのアレです。

大喜利ってテレビとかネットの動画でやってるのを見てると自分でもやってみたいと思いませんか?笑いたいし笑わせたいし。そこでです!大喜利の要素を持つカードゲームを集めてみました。厳選した16個。どれもこれもホントに面白いヤツです。きっと1つは自分に合うゲームがあるはず。是非とも家族や仲間と遊んでみて下さい。

 

横暴編集長

上下半分に分かれた本のタイトルを合体して面白いタイトルを作るゲーム。

配られた5枚のカードと場に出てる数枚のカードの組み合わせなので、悩まずにサクサクとゲームが進行するし、適当にカードを出しても破壊力のあるタイトルが完成するので初心者でもすぐ遊べるのがこのゲームの凄いところ。言葉の並びの面白さもあるけど、元々のストーリーを知ってるとより笑えたりしてアカデミックな匂いもあるんだよなぁ。文庫本の背表紙みたいなデザインも良いですよね。映画のタイトルや邦楽のタイトルなどの拡張も発売されてて人気の高さがうかがえます。

 

昼ドラ川柳

単語が書かれたカード3枚で昼ドラっぽい川柳を作るゲーム。

5・7・5の短い文章を作るゲームはいくつかあるけど、白いカードが5文字で赤いカードが7文字なのでサクッと完成するんです。誰でも川柳が作れる。そして昼ドラの世界観に沿ったワードしか書かれてないから、それっぽくなるのが面白い!ってか、昼ドラってドロドロとした愛憎劇で、平日の昼下がりに放送してるドラマの事でしょ?今時どこのテレビ局でも放送してませんよ。もはやこのゲームの中にだけ生きてる過去の遺跡ですけどね。でもみんながイメージする昼ドラが一致してるのも面白いし、川柳が完成した後に妄想が広がってみんなで色々言いたくなるのも楽しい!情緒がある大喜利系です。

 

たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。

単語カードを並べてより良いプロポーズを作るゲーム。

テレビやYouTubeでお馴染みの人気大喜利ゲーム。歯の浮くようなカッコイイ台詞を作るも良し、ウケ狙いでふざけたプロポーズを作るも良し。どのプロポーズが良かったのかを選ぶのは告白される側なので、その人に合わせて作っていくのも楽しいんですよね。さらに「結婚してください」と指輪を差し出して受け取ってもらうのもゲームとして盛り上がるところ。ホント良く出来たゲームです。拡張も2つ出ています。

 

ミリオンヒットメーカー

単語カードを並べてテーマにあった名前を作るゲーム。

文字が書かれたカードを数枚並べて文章を作りましょう…というゲームは多々あれど、このゲーム以上にカードが入ってるゲームはないでしょうね。だって1000枚ですよ。単語カード1000枚って!多過ぎ!大喜利系ゲームの最終決定版って感じ。何度遊んでも同じ組み合わせは出てこないだろうなぁ。あと、勝ち負けには関係ないけど気に入った答えにイイネが出来るという楽しく遊ぶためのアイデアが素晴らしいですね。お子さんがいる時には入れない方がいいピンク色のカードもあって大人でも楽しめます。子供用バージョンと大人向けバージョンの拡張も存在します。

 

我流功夫極めロード

漢字1文字のカードを並べて強そうな技の名前を作るゲーム。

これを大喜利系に含んでいいのか?という疑問はあるけど、より強そうなネーミングを狙ってるのに笑っちゃうんですよね。これはなかなかのバカゲー。他の大喜利系はウケるのが目的だけど、これは強そうとかカッコイイとかが狙いですからね。少年誌に連載中のバトル漫画の必殺技を考える感じ。ただでさえ大喜利に正しい答えは存在しないのに、輪をかけて正解が何なのか分からないゲームです。

 

ソクラテスラ

偉人カードを並べて数字比べをするバトルゲーム。

SNSでバズったカードゲーム。「我流功夫極めロード」が大喜利系なら、これも大喜利系でいいでしょ。偉人が右腕・左腕・胴体の3枚のカードに分かれていて、出来るだけ数値が高いカードを組み合わせて並べるのが目的です。でも本当の楽しみは、様々な偉人の名前が細切れになって変な名前が出来上がる部分。メインであるはずのバトルはおまけで変な名前を作りたくなるんですよ。なんだろう、この面白さは。拡張では面白さを競うルールも登場しました。

 

ゼッタイギオンカン

カタカナが書かれたカードを数枚出して擬音を作り、それが何の音かを決めるゲーム。

ゲームマーケットで売り切れた「擬音フェスティバル」のリメイク作。指定された枚数のカードをみんなで出して、完成した擬音でひと笑い。そして、それが何の音なのかというみんなの解答でひと笑い。変な音というお題がぶっ飛んでるけど、ここまで紹介したゲームの中で一番ちゃんと大喜利してるゲームです。カタカナのフォントもいい感じ。

 

#ハッシュタグ 

自分の写真にハッシュタグカードを重ねて、イイネを獲得するゲーム。

インスタっぽい枠をスマホに重ねて、自分のアルバムから画像を1枚出します。その上にハッシュタグが書かれたカードを置いて、全員の投票で良し悪しを決めるというのがゲームの流れ。ありそうでなかった「写真で一言」みたいな大喜利系です。他の人が持ってる写真で会話も弾むし、ハッシュタグ1つで見え方が違ってくるし、コミュニケーションの道具としても興味深いゲームですね。

 

私の世界の見方

お題に沿った答えのカードを秘密裏に出して出題者に選んでもらうゲーム。

大喜利ってやってみるとなかなか面白い答えが浮かばないんですよ。でもこのゲームは面白そうな単語がカードに書かれてるのでそこまで悩まずに軽く遊べます。全員が単語カードを出した後に山札から適当にカードを1枚混ぜるんだけど、そのカードが最もそれらしい答えの時もあったりして笑いが絶えないゲーム。オリジナルはフランスのゲームで、日本語版が発売される時に問題の一般募集があって私は2つ採用されました。ちょっとした自慢です…。

 

カンジョーブギョー

シチュエーションと感情のお題に沿った解答を書いて、それを指定された順位で出題者に選んでもらうゲーム。

これ大喜利としてはちょっとひねってるゲームなんだけど相当面白い。こりゃあ、アイデア賞!全員が答えを出したところで出題者は自分の価値観で順位を付けます。解答者は前もって何位に選ばれればいいのかが決まってるので、その順位になりそうな答えを書くというシステム。指定されてるのが1位ならお題に沿った解答をすればいいし、ビリなら最も離れた解答をすればいいし。ホント良く出来てますね。

 

ベストフレンドS

お題の解答を出題者が選びそうなものを書くゲーム。

大喜利系は面白いことを考えなきゃいけないプレッシャーがあって苦手な人もいるんだけど、このゲームは出題者が好きそうな答えを書くというユルい大喜利。なので、初対面の人同士よりも親しい友達と遊んだ方が面白いですね。「あいつアレが好きだったよな」とか「これ気にいるはず」とか思いあぐねて解答するのが楽しいんです。遊び終わった時にはより深い仲になれるはず。だからこのタイトルなのか。

 

ゴモジン

お題に対して漢字2文字とカタカナ3文字の5文字でヒントを出して、解答者に答えてもらうクイズゲーム。

クイズなので大喜利ゲームじゃないと言われればそれまで。でも、ヒントの出し方が頭の柔軟性を競ってるような感じで大喜利やってる雰囲気があるんですよ。2文字の漢字と3文字のカタカナだけという縛りの大喜利。正解が出た後も他人のヒントを見て笑ったり、うなったり。安定した面白さがありますね。

 

ヒットマンガ

読み手が言ったセリフのカードをいち早く取るカルタゲーム。

簡単に説明すると単なるカルタです。変わってるのは読み札が存在しなくて、吹き出しに何も書いてないイラストを見てそれらしいセリフを考えて読み上げます。場にはイラストが描かれたカードが沢山並べてあるので、読み手のセリフがピッタリ合いそうなカードを取るというのがゲームの流れ。面白い事を言うんじゃなくて、イラストに合いそうなセリフを言ってみんなに分かってもらうという大喜利。セリフだけじゃなく演技力も問われる他にありそうでないゲームです。共感型大喜利漫画ゲームとでも名付けましょうか。学園編、SF編などの拡張も出ています。

 

キャットアンドチョコレート

手持ちのカードを使ってピンチを切り抜ける方法を考えて、みんなにプレゼンするゲーム。

大喜利と言うかアドリブでの作り話を楽しむ感じのパーティーゲームです。例えば「幽霊がさまよっている。気付かれると取り憑かれる」というピンチを手持ちのオルゴール・チェンソー・バナナなどのカードを使ってどう回避するかを話して、みんなにジャッジしてもらうのがゲームの流れ。苦し紛れの言い分を聞いてるとどうしても笑ってしまいますね。これは何種類発売されてるんだろ?ビジネス編、学園編、非日常編、オカルト編、ガチャピンチャレンジ編などなどシリーズ化してます。

 

みんなで本をもちよって

持ってる本の中からお題にピッタリな一文をみつけるゲーム。

お題に対して面白い答えを出すというオーソドックスな大喜利ゲームなんだけど、本を1冊持ってその中から答えを探すという変わりダネの大喜利系。ゲームを始める前にどの本を持つかで全然違うゲームになりますからね。制限時間もあるので「そんなピッタリな答えよく見つけたなぁ」という驚きもあって楽しいゲームです。是非とも読書家には遊んで欲しい作品。

 

ベストワードクラブ  

お題に沿った解答を言ってベストなワードを決めるゲーム。

これもお題に対して答えるというシンプルな大喜利なんだけど、前の人の答えよりもお題に合ってたら勝ち。ウケ狙いだけにならず、スピード勝負だけにもならず、のんびりと楽しめる大喜利系として重宝する良作。

 

こうして並べると大喜利のゲームっていっぱいあるんですねぇ。遊んだことないゲームや気になるゲームも多々あったはず。そこでです!なんと大喜利系ゲームのイベントがこのたび開催されます!

その名も「ボケルバ」です!

初心者向け大喜利イベント「ボケルバ」

日時 2020年11月9日(月)19時〜22時

場所 JELLY JELLY CAFE渋谷2号店(東京都渋谷区渋谷1丁目13-5 大協渋谷ビル11階)

料金 1500円(1ドリンク付)

気になるけど大喜利系ゲームをやったことないという初心者向けのイベントのようです。1ドリンク付いてるし、イベント終了後も23時まで追加料金なしで遊べるし、大喜利会ボケルバ主催のせんだいさんがゲストでやってくるし。これは楽しそう!

当日飛び込み参加もOKだけど、定員15名なので予約してる人が優先になるそうです。参加するなら是非ご予約を。