海外の将棋系ボードゲーム!!「ストラテゴ」が国内流通開始!!

アメリカの軍人将棋と言われる「ストラテゴ」の日本語訳ルール付きが発売されました!

大元は、ラタック(L’Attaque)というナポレオン時代の戦争をテーマにしたフランス生まれのボードゲーム。そのラタックを1961年にミルトン・ブラッドリー社(現在のハズブロ社)がリメイクしたのが「ストラテゴ」です。半世紀以上の歴史があり、様々なバージョンが存在する対戦型ボードゲームになります。

 

 

基本情報

ストラテゴ

 

人数:2人専用

年齢:8才〜

時間:45分

価格:4378円(税込)

 

 

ゲームの目的

ゲームはお互い1手ずつボード上のコマを動かして、相手の旗を取るのが目的。取ったら勝ち。実にわかりやすい勝利条件ですね。下の写真で説明すると赤い倒れているコマが旗になります。

 

 

ゲームの準備

向かい合った2人の間についたてを立てて、ボード上にコマを配置します。そのコマの数がなんと40個!かなり多いですよね。戦争ゲームっぽい。片方の面に役職と数字が書いてあるので相手に見えないように置きます。

お互いがコマを全て配置したらついたてを取り除いてゲームスタート!ついたてを無くすとこんな感じ。壮観ですね。嵐の前の静けさ…。

 

 

ゲームの流れ

自分の手番でやれることは「移動」「攻撃」のどちらか。

「移動」はコマを1つ選んで上下左右に1マス動かすだけ。斜め移動は禁止で、他のコマがいるマスには入れません。

「攻撃」はコマを1つ選んで、隣のマスに相手のコマがいる時に行えます。隣同士のコマを見比べて勝ち負けを決め、勝ったコマはそのままボード上に残り、負けたコマはボードから除外になります。

さて、どうやって攻撃の勝負を決めるのか?

コマには役職と共に1〜10までの数字が書いてあって、数字の大小を比べて数字の大きい方が勝ちというルール。数字比べなので超単純。

ただし、特殊な役職もあるのでゲーム展開は単純じゃないんですよ。このゲームが面白いのはここ!

 

 

特殊な役職

最高司令官は数字が10なので最強なんだけど、数字が最小である1のスパイにだけは負けます。

情報屋は数字が2なので弱いけど、移動の時に上下左右直線なら何マスでも動けます。動いた時に正体がバレるというデメリットはあるけど、ボードの奥にいる相手のコマの隣に移動したのに攻撃してこなければ「旗なのかな?」と推測の手掛かりとなります。まさしく情報屋。

爆弾は攻撃も出来ないし一歩も動けません。しかし攻撃してきたコマを負かすことが出来ます。数字が3の爆弾処理班だけは爆弾に負けず、文字通り爆弾が取り除かれます。

 

 

交互に移動か攻撃を繰り返して、相手の動かせるコマが無くなるか旗を取ったら勝ち。

相手の役職が見えない状態で遊ぶことになるので、普通の将棋みたいに実力差が出ないのもいいですね。「あれは動かないから爆弾だろう」「いや、旗かな…」とか相手の表情を見ながら推理するのも楽しいし。あと、初心者ルールが追加されてるので普段ゲームをしない人にもオススメ。

 

気になる方は説明書の日本語訳付きが発売されたこの機会に是非!