これで渋滞中も楽しい! 『カタカナーシ』や『ことば落とし』など、車の中で遊べるボードゲーム8選

突然ですが、誰かと車に乗る機会は多いですか?

帰省する時に家族全員で車に乗る、車で友達数人と小旅行、恋人とドライブなどなど…様々なシチュエーションがあると思います。

流れる景色を見たり、カーステレオやカーラジオを聴くのもいいですが、車内でボードゲームという選択肢を忘れてはいませんか?特に高速道路で渋滞した時には、どうしても車内が険悪なムードになってしまいますよね。そんなどんよりした車内の時間を利用して、車の中で楽しく遊べるボードゲームを紹介します。

全員が同じ方向を見たままで、道具は最小限で、運転手には安全運転を心掛けてもらうのは大前提として車内で喋る感じで参加出来る会話メインのボードゲームを条件に8作品ピックアップしました。とりあえず、車のダッシュボードのグローブボックスに1つ入れておけば、もう渋滞は怖くない!

ことば落とし

ことば落とし/2~8人/8歳〜/5分〉

指定された単語をどこかに入れてトークをして、それを見破るコミュニケーションゲーム。

1人がトークをする人、他はトークを聞く人になります。トークをする人はことばカードをめくって今回のことばを決定します。次にテーマカードをひいて話す内容を決めたら、トーク開始。指定されたことばを必ずどこかに入れて、3分間トークをします。他の人はトークを聞いた後に、今回のことばを予想します。当たった人がいればその人が勝ちです。全員がハズレだったらトークした人の勝ちです。

ゲームの最初にカードを2枚ひく必要がありますが、大した道具もなく喋るだけですぐに遊べます。運転手も聞く側であれば参加可能でしょう。指定された言葉を入れて話すのがウソをつくようなドキドキ感もあって、人狼やダウト系ゲームのような面白さがあります。聞く人は推理しながら人の話にじっくり耳を傾けるので、車のような閉じられた空間で遊ぶのに向いてますね。

ウミガメのスープ

ウミガメのスープ/2人~/10歳〜〉

出題者に、はいかいいえで答えられる質問を繰り返して、正解にたどりつく水平思考クイズゲーム。

1人がカードを受け取り、出題者になります。他の人は回答者になります。出題者はカードに書かれた問題を音読します。回答者はその問題を聞いて、出題者に「はい」か「いいえ」で答えられる質問をします。みんなで質問を繰り返して、答えを最初に導き出した人が勝ちです。

出題をする1人だけはカードを持って他の人に見えないようにする必要がありますが、他の人はYesかNoで答えられる質問をするだけなので運転手も参加できるでしょう。車の中で全員でひとつのクイズに挑んでいるという状況がもうすでに面白い。

カタカナーシ

カタカナーシ/3~8人/8歳〜/15分〉

お題のカタカナ語をカタカナ語を使わずにヒントを出して当ててもらうクイズゲーム。

1人が出題者になり、他の人は回答者になります。出題者はカード1枚を引いて、今回のお題を決定します。出題者は指定されたカタカナ語のお題をカタカナ語を使わずに説明します。回答者は分かったらいち早く答えを言って、正解ならカードを受け取って1点獲得です。当ててもらった出題者も説明が上手かったということで1点獲得です。出題者がカタカナ語を言ってしまったらいち早く指摘した回答者が1点獲得です。正解した人が出題者になり、これを繰り返します。先に10点獲得した人の勝ちです。

正解した人はカードを見て問題を出す必要があるので、運転手は回答するだけの参加になりますね。テレビ番組やYouTube動画などでもお馴染みのボードゲームで、車内で気軽にクイズが楽しめます。

ニャーニャーゲーム

ニャーニャーゲーム/2〜10人/8歳〜/20分〉

ネコの言葉だけでお題を当てる協力型クイズゲーム。

1人が出題者になり、他の人は回答者になります。出題者はテーマが書いてあるカードをめくって、テーマを見て思い付いた言葉を「ニャー」「ニャン」というネコ語だけで表します。ジェスチャーは禁止。例えば「缶コーヒー」なら「二ャンニャーニャー」と発します。分かったら回答者は答えを言います。お手付きは無く、何度でも回答権があります。正解したら、猫コマを1つ獲得します。出題者は次のカードをひいて、ネコ語で次の問題を出します。これを繰り返して、5分以内に20問正解すれば全員勝ちです。その中で猫コマを多く持ってる人が一番の勝ちです。

上記の『カタカナーシ』のネコ語版という感じでしょう。出題者が「ニャー」しか言えないのはシュールで馬鹿馬鹿しくて思わず笑ってしまいます。猫コマを使わなくても、5分以内に20問正解を目指す協力ゲームなら細々した道具なしで遊べます。ニャーニャー言う必要があるので、運転手は回答者でしょう。

みんなでベストワード

〈みんなでベストワード/3〜9人/7歳〜/15分〉

お題にふさわしい言葉を決めるワードゲーム。

「あ、ではじまる」「す、ではじまる」などの頭文字を指定するカードの表面と「一番大きい言葉」「一番古い言葉」「一番金がかかる言葉」などのウラ面を並べて、今回のお題を決定します。思い付いた人から、お題に合った言葉を言います。1人1回までで、早い者勝ちではありません。全員が答えを言い終えたら、みんなで話し合って最もお題に合っている言葉を決定します。もめた時はカードをめくった人が代表で最終決定をします。

後から出た回答に「あー、それもあったか〜」と他人の発想力に感心してしまうワードゲーム。お題カードを持つ人かカードを置く場所が必要ではありますが、カードをめくるだけで手軽にお題が生成されます。スピード勝負ではないのでのんびりと運転手も参加できるはずです。

ワードッチ

ワードッチ/3~8人/6歳〜/10分〉

出題者が密かに設定したお題に、回答を繰り返してお題を推理するワードゲーム。

1人が出題者になり、残りの人が回答者になります。出題者はキジュンカードをひいて、声には出さず秘密裏に今回のお題を決定します。お題が決定したら、回答者の中から2人がお題を分からない状態で答えを言って、出題者はお題に相応しい答えはどちらなのかを選びます。これを繰り返し、お題の予想がついたところで、最後に回答者全員で同時に答えを言って出題者に答えを選ばれた人の勝ちです。

お題を知らずに行う大喜利みたいなゲーム。お題が分からないので無責任に答えてもゲームが成立するのも面白いですね。質問を繰り返していくと、「長い言葉ばっかり選ばれてるぞ」とか「高級なモノの答えが選ばれてるなぁ」「食べられる物がお題かも」と、なんとなく今回のお題の方向性が分かってくるのが面白いゲームです。ゲームに慣れたら出題者がお題を考案すればいいので、カードがなくても遊べるのがすごいですよね。運転手は出題者と回答者どちらでも参加できるはず。

ガムトーク

ガムトーク/2人~/6歳〜〉

カードに書かれたテーマで話をするコミュニケーションゲーム。

カードには「時計の話」「リコーダーの話」「おそらく伝わらない話」などのトークテーマが書いてあります。カードをひいた人は指定されたテーマで喋ります。オチのない話で構いません。話の長さや得点や勝ち負けはありません。話を聞いた人は「いい話や」と言わなければいけないのが唯一のルールです。

これをゲームと呼べるのか疑問はありますが、話をするきっかけみたいなカード群です。トークテーマが決められて、オチがなくても構わないという条件で喋るのが意外と楽しいんです。じっくり考えて話を組み立ててから喋るのではなく、カードをひいたら即座に話し出すのがいいかもしれません。自分でも忘れてたような昔話が出てきたり、親しい友人から驚きのエピソードが飛び出したり…。トークがどんなにとっ散らかっても聞いた人が「いい話や」言ってくれるので安心です。

ドロッセルマイヤーさんの空論道

ドロッセルマイヤーさんの空論道/1人~/3歳〜〉

上の句と下の句をランダムで組み合わせたお題について議論をするコミュニケーションゲーム。

手のひらサイズで100ページほどの豆本だけを使います。本の前半には、「敵に回したくない」「本当は実在しない」「新しい年号にしたい」「武器として使える」などの上の句が書いてあります。本の後半には「スポーツ」「おでんの具」「歴史上の人物」「スナック菓子」などの下の句が書いてあります。豆本をパラパラと二度めくって、上の句と下の句を決定します。組み合わせて完成した「最も危険な時間帯」などのお題について全員で議論します。話し合う時間に決まりはなく、勝ち負けもありません。不条理なテーマについて熱心に全員でディスカッションしたらゲーム終了。

これも『ガムトーク』同様ゲームと呼べるのか疑問ですが、パラパラと豆本をめくって偶然完成した無意味なお題について、みんなで真剣に考えるというのが面白いのです。一体、何をマジメに話しているんだと。ゲームメーカーのドロッセルマイヤーズとTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』のコラボで誕生したゲームで、思う存分雑談ができます。いつ解消するかも分からない渋滞中の車内で遊んで欲しい! お題によっては話し合ってるのが虚しくなる、暇つぶしの王様です。