【ゲムマ2022秋】『Floristry』『オンリーワンコレクション』を抑えて1位になったのは、あのデッキ構築型ゲーム! 戦利品のTwitter画像を調査してわかった売上ベスト48!

2022年10日29日と30日にゲームマーケット2022秋が開催されました。みなさんは今回のゲムマで発表された新作ボードゲームをいくつか遊びましたか? 数え切れない程の作品が世に放たれ、今日もどこかで遊ばれている事でしょう。

さて、ゲームマーケットで購入したゲームを戦利品と称してSNSにアップしている人はたくさんいらっしゃいます。

ズラリと並んだボードゲームの画像の中の作品をひとつひとつ数えれば今回のゲームマーケットで何が一番売れたのか分かるだろうという事で、超地味な調査を実施しました! これが本当に面倒な作業でして…。

条件としては、2022年10日29日〜11月3日のあいだにTwitterで「ゲームマーケット」(ゲムマも含む)と「戦利品」という2つの単語と共に、ボードゲームのタイトルを記載してたり画像をアップしているツイートを1つずつチェック。数日掛けて、なんとか全て数え切りました!これは目がしょぼしょぼするツラい作業だ……。

ゲームがひとつ記載されているか映っていたら1票、2つ映ってたら2票扱い。購入したボードゲームを遊ぶ戦利品会のようなツイートは対象外としています。このルールで計算して、20票以上集まったボードゲーム48作品をカウントダウン方式で発表します!

一応言い訳をしておくと、ボードゲームが重なってたり光で反射してタイトルが分からないものはカウントしてませんし、「戦利品」と書かずに画像をアップしている人もたくさんいるわけです。それどころか、SNSにゲームをアップしてない人もいっぱいいるので、正確な売り上げランキングではありません。ちゃんと丁寧にカウントはしましたが、「今回のゲムマはこんな感じのゲームが売れたのかな?」くらいに思って頂いただければ。

さて、皆さんが作ったゲームや購入したゲームはランクインしてるでしょうか? この記事を書いている(2022年11月中旬)時点で購入可能な作品は、公式の通販のリンクも貼っておきましたのでご利用ください。一般販売しているものはショップなどでお探しください。

では、20票で同数だった2タイトルの47位から紹介していきましょう!

47位(20票) 老師敬服〜正派対邪教〜

HOY GAMESの新作で、2人専用の対戦ゲーム。過去に発売された『老師敬服』の2人バージョンになります。

一般販売されています。

47位(20票) トリック オア トリック

遊ぼーどの新作で、ワーカープレイスメントのカードゲーム。タイトルからトリックテイキングかと思ったら、効果発動後に生き残った人でじゃんけん勝負のゲームでした。

11月下旬に通販の予定あり。

43位(21票)ソルティ

VicVillageの新作で、調味料をテーマにしたビッド式トリックテイキング。リードではなく直前の人のカードをフォローするという特徴的なルールになっています。

12月に通販の予定あり。

43位(21票) カクテルポイズン

White Worksの新作で、カクテルを使ったブラフゲーム。どのグラスに毒を入れたか?の心理戦になります。

通販は完売です。

43位(21票) ステラモノリス

DOMINA GAMESの新作で、騎士を従えた王女となって対戦するカードゲーム。キャラクターが多数あって、ソロルールもあるので1人でも何度も遊べます。

通販はコチラです。

43位(21票) まっくらダンジョン

SoLunerGの新作で、地下迷宮を探索する1人専用ゲーム。クリアファイルを使ったBUNGU GAMESの作品群のうちのひとつです。

梱包の都合で他のゲームとセット販売になっていますが、通販はコチラです。

38位(22票) 破宮の十重奏

ヨフカシプロジェクトの新作で、学園地下迷宮で月黄泉を倒す1人専用のレガシー系ゲーム。すぐに売り切れてましたが、じっくり遊ぶ1人用として注目されてたようです。

11月25日から一般発売になります。

38位(22票) ドッグパーク

Engamesが日本語版を取り扱っている、ドッグウォーカーになって犬の散歩をするボードゲーム。163枚のカードには全て違う実際の犬が描かれています。

11月17日から一般発売になります。

38位(22票) MOTEL  NOBODY

Mystery Knivesの新作で、普段は宿泊客がいないモーテルに5人が集まったというGM込みで5人用マーダーミステリー。このランキングで唯一のマーダーミステリーになります。

通販はコチラです。

38位(22票) OPEN

BrainBrainGamesの新作で、ビッド式ゴーアウト系カードゲーム。手札6枚のうち4枚が表向きの状態で大富豪を行い、誰が勝つかを予想して得点を稼ぎます。

通販は完売です。

35位(23票) プラネピタ

SzpiLABがゲームマーケット2022春で発表した旧作。ボードの中心にコマを停止させるアクションゲーム。前回のゲムマでは即完売だったので狙ってた人も多そう。

拡張も含め通販はコチラです。

35位(23票) ウォンテッド★ウォンバット

Mob+の新作で、ウォンバットの賞金額を稼ぐ坊主めくり系カードゲーム。金額を宣言して山札からカードをめくって、当たってれば獲得というシンプルなルールです。

11月下旬に通販の予定あり。

35位(23票) CHESTER〜四姉妹と魔法の家〜

OLD GAME CYCLEの新作で、部屋の間取りをみんなで作っていくパズル系タイル配置ゲーム。協力ゲームではないのに、みんなで1つの家を作っていくのは面白そう。

通販は完売です。

30位(24票) ローズ ダムール

すてきな山の新作で、バラ園を経営するワーカープレイスメントゲーム。コンポーネントしっかりめで、2時間級の重量級ですね。98種類150枚以上の書き下ろしバラのカードは一見の価値あり。

通販は完売です。

30位(24票) マリオット

SoLunerGの新作で、魔法スポーツのマリオットで勝利を目指すボードゲーム。ついたての中で自分のキャラクターを動かすので、他の人の姿が見えないという潜水艦ゲームのようなシステムです。

通販はコチラです。

30位(24票) マウンテン53

サニーバードが日本語版を制作した、カルロ・ロッシの『分ければ資源』のリメイク。小さい数のカードを出した人からゴミを崩さないように積んでいく駆け引きもあるアクションゲームです。

11月18日から一般発売になります。

30位(24票) グリーンファイブラ

倦怠期の新作で、獲得する時の合計数が25を越えないようにするトリックテイキング。カードの裏面が全て緑の5になっているのが特徴的です。

通販は無し。

30位(24票) フラフー!

ニューゲームズオーダーが日本語版を取り扱う、ジャック・ゼメ作の途中脱落しないように手札を出し切るゴーアウト系カードゲーム。カードを出したら次の人により大きな数か小さい数かを指定するだけなのにかけ引きがあって軽く遊べるカードゲームです。

通販はコチラです。

27位(25票) ワード イン パイル

logogameの新作で、ひらがな1文字の透明カードを3枚重ねて正解を予想するクイズゲーム。日本語が分かれば誰でも楽しめる素晴らしいアイデアです。ネット上ではカードを重ねた画像をアップしてクイズ大会のようになってますね。

通販はコチラです。

27位(25票) Retropolis

POLAR PONG GAMESの新作で、産業革命時代のイギリスを舞台に都市を再開発するパズル系カード配置ゲーム。カードは競りで獲得しますが、自分の土地をどれだけ潰すかで競ります。

通販は完売です。

27位(25票) ぬくみ温泉開拓記

工藤さんのゲームの新作で、温泉街を開拓していくバッグビルドゲーム。タイトルに聞き覚えがあったので第2版かと思ったら、それは『ぬくみ温泉繁盛記』でした。紛れもない今年の新作です。

通販はコチラです。

24位(26票) 菓子道

ライブレイジの新作で、隣同士の和菓子の場所を入れ替えて得点を稼ぐアブストラクトゲーム。コマの華やかさとは裏腹に、なかなか渋い骨太なゲームです。

通販は無し。

24位(26票) オジサンメッセージ

DOYA GAMESがゲームマーケット2021秋で発表した旧作。オジサンっぽいメッセージを作ってブロックされるのが目的のパーティーゲームです。1年前の作品ですがネットでバズり、テレビでも紹介されて気になってた人も多かったんでしょう。ランクインしてませんが、今回は拡張が登場しました。

通販はコチラです。

24位(26票) カフーツ

リゴレの新作で、カードを出してお題を達成する協力ゲーム。4枚のカードの上に手札から1枚重ねてカードを出して、お題の条件を満たしていくのがゲームの流れです。持ってるカードについては会話禁止です。ソロルールもあります。

11月25日から一般発売になります。

22位(27票) アティワ

ホビージャパンが日本語版を取り扱う、フルーツコウモリとフルーツでガーナの森林再生をするワーカープレイスメントゲーム。ウヴェ・ローゼンベルクの新作です。

今回はあくまでも先行販売で、一般発売の日程は未定。

22位(27票) ナッツアゴーゴー

ittenがテーマとタイトルを新たに、ゲームマーケット2021秋でアソビケーションゲームズが発表した『マダハイール』をリメイク。たくさんの木製コマを自分のカップに入れて、全員同じコマをカップから取り出すアクションゲームです。

11月18日から一般発売になります。

19位(29票) ガニメデ戦記ZERO2

さとーふぁみりあの新作で、強いメックを作って戦う2人専用の対戦カードゲーム。透明カードを重ねることでどんどんメックが強化していきます。これだけでも遊べますが、ゲームマーケット2022春で発表した『ガニメデ戦記ZERO』に混ぜれば4人でも遊べる単独拡張です。

通販はコチラです。

19位(29票) ナナ クリスマス

Mob+がゲームマーケット2021秋で発表した『ナナ』のクリスマスバージョン。動物たちがクリスマスっぽい格好をしているのが可愛いですね。基本的にルールは同じですが、隣の人にカードを渡すプレゼント交換の追加ルールもあります。

11月下旬に通販の予定あり。

19位(29票) 愛人に私の財産の半分を遺贈する

WILD CARDSのデビュー作で、相続人になって多くの遺産相続を目指す遺産相続体験ゲーム。タイトルのインパクトが凄いですが、現行民法に準拠した遺産分割になっていて弁護士が監修しているのも凄い。ゲムマ前から他のイベントでは販売されていて、すでに話題になっていたので購入した人も多かったのではないでしょうか。

再々版決定で、通販は12月中旬予定。

18位(30票) 姫と騎士〜乙女の誓い〜

LAUGH SKETH Inc.がゲームマーケット2022春で発表した『姫と騎士』の初拡張。キャラクターが増え、個人目標のマニフェストが追加になって方向性を決めやすくなりましたが、やれる事も増えたので悩ましくやり応えのある拡張になっています。拡張がランクインするとは元がどれだけ売れているのやら。

通販は完売です。

15位(31票) ポーションポットトレイル

メロボドの新作で、森で素材を集めてポーションを作る紙ペンゲーム。紙ペンゲームだけど1時間級のゲームです。ゲームマーケット2021秋で発表したデビュー作『ヘクサ・ルインス』も面白い紙ペンゲームでしたが、こうして続くと紙ペン専門サークルになりそう。

通販はコチラです。

15位(31票) ゴーストスナップ

YUTORIOの新作で、おばけの写真を撮る2人専用の協力ゲーム。相手の状態を思いやるというのが面白いですね。ゲームマーケット2021秋で発表した前作『HAMELN CAVE』まで全て2人専用の協力ゲームを作ってきているので、上記のメロボドが紙ペン専門サークルなら、YUTORIOは2人協力専門サークルというイメージ。

通販はコチラです。

15位(31票) 弊社が第一志望です

ボードゲームサークル侍のデビュー作で、指定された単語をバレないように入れて就職面接をするパーティーゲーム。質問に対する答えが30秒という制限がダレなくていいですね。ちゃんと自己PRというロールプレイの中で目標達成を目指すのはゲームとしても面白そう。

再版決定で、通販は11月末予定。

13位(32票) ザ・クルー 深海に眠る遺跡

ジーピーが日本語版を取り扱う、2020年の各ゲーム賞を席巻した『ザ・クルー 第9惑星の探索』の続編。今回も会話禁止の協力型トリックテイキングです。日本語のルール付きは販売されていましたが、日本語版はゲームマーケットに合わせて発売だったので会場で購入した人が多かったようです。

一般発売されています。

13位(32票) リクレイム

フダコマゲームズの新作で、中世ヨーロッパを舞台に領土を広げていくパズル系紙ペンゲーム。カードに書かれた形を紙に書き込み、コストに合った地形に基地を書き込み得点を稼ぎます。前半と後半で得点の狙い方が違うのが面白い!

増刷決定で、通販は12月予定。

12位(33票) まちがいさがし開発課

Oink Gamesが、ゲームマーケット2022春にボドゲイムが発表した『間違いさがし開発課』をリメイク。簡単過ぎず難し過ぎないまちがいを書き加えて、他の人に当ててもらうクイズ系紙ペンゲーム。見つけてもらえないと0点だけど、大きく書けばボーナス点というルールが秀逸ですね。リメイクにより新たなイラストが加わりました。

一般販売されています。

11位(34票) パーラ

数奇GAMESが、2013年にジェフリー・D・アラーズが作ったトリックテイキングをリメイク。トリテ好きには有名な絶版だったゲームを日本語版としてリメイクして、ゲームマーケットに合わせて発売ということで注目されていました。途中で色が混ざってリードカラーが変わる相当変わったトリテです。

一般発売されています。

10位(35票) レイルウェイブーム

OKAZU brandの新作で、明治時代の日本を舞台に鉄道会社を経営するボードゲーム。プレイ時間は人数×30分の重量級です。競りでカードを獲得して、リソースをやりくりしてネットワークを構築するというゲーム性。OKAZU brandを同人とは言えないけど、同人サークルでこのレベルのボードゲームを作るとは…。

一般販売されています。

そして10位以上のタイトルは、遊んだ人の感想も紹介します。

9位(37票) スイートドッグホテル

スマートエイプゲームスの新作で、ドッグホテルに部屋を作って犬にたくさん宿泊してもらうボードゲーム。数種類ある木製の犬コマがかなり可愛い!それだけで魅力的なのに、どんどん犬コマがホテルに置かれていくのは素敵。ゲムマに出展して1年なのに毎度クオリティが高いサークルですね。

再版決定で、通販の予定あり。

8位(38票) ブラッドリコール

幻想遊戯団の新作で、デッキ構築の2人用対戦リビングカードゲーム。攻撃されたり自傷する事でブラッドを獲得して、そのブラッドがリソースとなって強いカードを獲得出来ます。攻撃すれば相手の利益にもなるので、最後の一撃を逆算していくようなプレイングになりそうですね。すぐに拡張が出そうな予感。ソロルールもあります。

通販は完売です。

7位(48票) マジカティブ

マッチダンディズムの新作で、魔法のかけらを集めて大魔法を作るセットコレクションゲーム。手札がオープンになっているラミーとか麻雀のようなゲーム性です。連続で役が完成すると爽快感もありますね。絵柄の可愛らしさも魅力的ですが、カードがマットPP加工というのが気合入ってる! 作者側の自信の表れかも。

通販は完売です。

6位(54票) 音速飯店

すごろくやが、ゲームマーケット2021春でSAKURA-GO-ROUNDが発表した『音速厨房』をリメイク。具材カードをいち早く中央に出し切るアクションゲーム。ゲムマでは町中華のお店っぽいのれんを作って、ドラを鳴らしてから試遊するというブースの見せ方が目を惹きましたね。外から見てて一緒に遊びたくなるタイプのゲームです。マダミスばっかり購入してる人や重量級が多めの人の画像でも、ひょっこり『音速飯店』が1個だけ入ってることが多かったです。

一般販売されています。

5位(57票)BOARD GAME REVIEW BOOK Vol.1

当サイトでライターとして記事を執筆している、The Game Gallery Channelのhal99さんのボードゲームレビュー本。まさかボードゲームじゃなく、冊子が5位にランクインです。YouTubeでは分かりやすくゲーム紹介をしているボードゲーム系YouTuberの第一人者ですが、レビューを一冊にまとめて出すのは初ということで注目度も高かったようです。始めは「なんで2冊買ってる人が多いの?」と思ったら、Vol.1と別冊1号があったんですね。ちゃんと数え直しました。

通販は無し。

4位(59票) 美術大戦 モナリザvs牛乳を注ぐ女vsサトゥルヌス

Azb.Studioの新作で、魔改造した名画を奪い合って最強の美術館を作り上げるカードバトル。8つのデッキから2つを組み合わせてカード効果を駆使して得点を稼ぎます。名画パロディの馬鹿馬鹿しさとは裏腹にしっかりしたゲーム性。会場では美術展の受付の様な展示をしてて、ブースが凝ってて目立ってましたね。マジで毎回バズってるのは凄い! このサークルはマーケティングがプロ級で、同人ゲーム界の仕掛け人でしょ。

通販は無し。

3位(61票) Floristry

ミナミムキの新作で、花屋になって花束を作る拡大再生産ゲーム。サイコロを2個取ったら、サイコロの色に対応した花カードを獲得して、注文を達成するという流れ。ダイスを使う『宝石の煌き』みたいな感じですかね。これは是非やってみたい!前作はゲームマーケット 2021秋でスニーカーの価格を操作する『VOGU』で見た目が話題になっていたサークルですね。今回もアートワークが見事。

通販は12月上旬予定。

2位(65票) オンリーワンコレクション

操られ人形館の新作で、材料を集めて魔法薬を作るカードゲーム。プレイ人数と同じ列を作ったら、手番では山札からカードを1枚めくって好きな列に配置するか、1列を選んでカードを全て獲得するかの2択。名作『コロレット』に酷似してるゲームかと思いきや、ボーナス点の計算が凄く面白い! 数字ごとに最多枚数の人が、その数の捨てられたカード枚数と右隣の人が持ってるカード枚数の合計数が得点。同じ数字を集めすぎても得点にならないんですね。なんで今までこういう得点方法が無かったのか不思議に思うほど。

一般販売されています。

1位(67票) ハッククラッド クロスフェイド

ゲームマーケット2021秋で遊陽ゲームズが発表したデッキ構築型戦略シミュレーションゲーム『HacKClaD』の初拡張。なんと、1位は拡張でした!

様々な能力を駆使して強敵を倒すという目標も分かりやすく、クラッドの動きを計算して行動決定するのがホント面白くて、世界観もしっかりしてて集中してゲームを楽しめるんですよね。今回の拡張では2体のキャラが追加になり、1体のクラッドも加わりました。そして完全協力モードという遊び方も加わりました。仲間が攻撃を受けきれない時にガードで守ったり出来るようです。『姫と騎士』もそうだけど、拡張がこれだけ買われてるって元のゲームがどれだけ遊ばれてるかって話ですよね。

11月17日から一般販売になります。


というわけで、以上48作品47位までの発表でした! 疲れた〜。事前にいろいろ調べたつもりでも、この調査で知るゲームも多くて、ゲームマーケットは奥が深いイベントですね。

見返してみると、世界的な流れなのか1人用やソロルールがあるゲームが非常に多い。あとはTwitterの画像をたくさん見ると、今回のゲムマは過去作が売れてたっぽいです。中には「これ前回のゲムマで買ったゲームの写真じゃない?」と思ったら、ひとつだけ今回の新作が混ざってたりというケースが多かったので。今までのゲムマって新作以外が売れなくて在庫を抱えて困ってるというサークルも多かったんですけど、新作旧作関係なく面白ければ買ってくれるということかも知れません。もしくはコロナ禍でここ数回のゲムマを控えていた人が過去作に食いついた、とかそういうことなのでしょうか。

数年前からの傾向ですが、通販で購入可能なゲームも多くなっていますね。ゲムマが現場に行かなければ購入できない即売会というイベントじゃなく、ゲーム好きが集結するので今後の販売のコマーシャルの場として利用される意味合いが強くなってきてるのかなぁ、と感じました。もちろん、宣伝せずに当日会場で来場者に知ってもらって通販は無し、というオールドスタイルのサークルも多いんですけどね。ルールの良し悪し、アートワークの差、宣伝に力を入れているかどうか…などなど、ホントにいろんなサークルが入り乱れてて面白いイベントですね。

次回のゲームマーケットは2023年5月13日・14日。どんな作品が私たちを驚かせ、楽しませてくれるのでしょうか。