思わずSNSに上げたくなる!? 写真映えするビジュアルが凄いボードゲーム16選

これだけボードゲームの数も増えると、写真映えするゲームとしないゲームに分かれます。写真映えが面白さに直結するわけではないし、ビジュアルに力が入り過ぎているからといってルールの方は適当なんてこともありませんが、見た目の美しさを重視してたりSNSでのバズり優先で作ったんじゃないかと思うような作品も多々ありますよね。

そしてボードゲームを撮ったらSNSで誰かに見せたい、みんなに伝えたいと思うのが現代人の思考回路です。

ということで、思わずゲーム中に写真を撮りたくなるボードゲームをジャンル分けして16タイトル紹介します。ゲーム内容の説明は短めにして、Twitterで実際どんな取り上げられ方をしているのかも同時に紹介します。

描かれたイラストが美しいゲーム

ディクシット

ディクシット/3〜8人/6歳〜/30分》

カードに描かれたイラストを見てタイトルを付けたら、他の人はそのタイトルに合いそうなカードを出して、どれがタイトルを付けた人のカードなのかを当てるコミュニケーションゲーム。幻想的で綺麗なイラストは一見の価値あり。

もっとホイップを!

もっとホイップを!/2〜5人/8歳〜/20分》

平等なケーキの切り分けをテーマにしたタイルゲーム。2008年にオリジナルが発売され、2018年にリメイクされたニューゲームズオーダー版がかなり美味しそうなイラストなんですよね。

内容物がキラキラしててキレイなゲーム

サグラダ

サグラダ/1〜4人/14歳〜/20〜40分》

カラフルなダイスをひとつずつ自分のボード上に配置して、綺麗なステンドグラスを作るダイス配置ゲーム。カードの表示に従ってダイスを配置して目標達成を目指します。半透明のダイスが徐々にボード上に埋まっていくと、思わず写真を撮りたくなってしまいますね。

アズール

アズール/2〜4人/8歳〜/45分》

タイル職人になって、宮殿の壁にタイルを美しく貼るタイル配置ゲーム。皿を選んだら、そこから一色のタイルを全て受け取って自分のボードに配置していきます。キラキラはしてませんが、5色のタイルがツルツルして触り心地も良く、柄が描いてあるのも映えやすくて良いですね。

ポーションエクスプロージョン

ポーションエクスプロージョン/2〜4人/8歳〜/30〜45分》

魔術学校の生徒になって、ポーションをたくさん作るセットコレクションゲーム。ビー玉が出てくる排出器がこのゲームの特徴で、好きな1個を取り除いた後にくっ付いた同じ色のビー玉をすべて獲得できます。

写真なのにハラハラドキドキのゲーム

キャッチ・ザ・ムーン

キャッチ・ザ・ムーン/2〜6人/6歳/20分》

サイコロの目に従ってハシゴを掛けて、3回ハシゴを落としたら負けというバランスゲーム。サイコロで月が出ると最も高い位置にハシゴを掛けなければいけないので、どんどん高くなりやすいのがドキドキします。

イス山さん

イス山さん/1〜4人/6歳〜/5分》

机に付かないようにイスを置くバランスゲーム。イスを落としたらその数だけマイナス点になるチップを受け取ります。4色のイスは微妙に形が違うので、思わぬ角度で上手く引っ掛かったりして意外と高く積めます。

キャプテンリノ 巨大版

キャプテンリノ 巨大版/2〜5人/5歳〜/5〜15分》

カードを折り曲げて高層ビルを築くバランスゲーム『キャプテンリノ』の巨大バージョン。寸法はオリジナルの3倍という大きさで、ゲームショップのすごろくやがHABA本社と一緒に作った日本オリジナルの作品。残念ながら絶版なので、遊びたければ置いてあるボドゲカフェを探しましょう。

ゲーム中に写真を撮るゲーム

パーフェクトモーメント

パーフェクトモーメント/2〜4人/10歳〜/50〜90分》

14人の希望に沿った並びに配置して、実際に写真を撮るボードゲーム。徐々にみんなの希望が分かってくるので、配置が難しくてかなり悩むことになります。写真も角度によって条件を満たせたりするので、撮影の腕も問われるのはユニークですね。

フォトパーティ

フォトパーティ/6〜15人/8歳〜/20分》

セルフタイマーで写真を撮って、お題通りのポーズをするのが目的のパーティーゲーム。写真は何枚かまとめて撮影するので、撮る時に盛り上がって、写真を確認する時に大笑いして、その日の思い出が記念写真として残るという発明品みたいなゲームです。変な集合写真が多くなるのでSNSにアップしがち。

ゲーム終了後の様子を撮らずにはいられないゲーム

キャンバス

キャンバス/1〜5人/14歳〜/30分》

絵の一部が描かれた透明なカードを2枚重ねて絵画を作り、得点を競うセットコレクションゲーム。実際には絵は得点にまったく関係なく指定されたアイコンを集めるゲームですが、素敵な絵を完成させたくなります。そして気に入った絵は撮りたくなります。

4コマンガ

《4コマンガ/3〜6人/6歳〜/20分》

1コマのマンガが描かれたカードを手元から1枚並べて、みんなで4コママンガを作るカードゲーム。起承転結を考えずに適当に出しても、成立する意味ありげなカードが多いのも遊びやすいですね。カードが160枚も入っているので組み合わせは相当なもの。面白いマンガが完成すると撮りたくなります。

トーキョーハイウェイ

トーキョーハイウェイ/2人/8歳〜/30分》

柱と道路を使って自分の高速道路を伸ばしたら車を置いて、手元の車を先に無くしたら勝ちという対戦型バランスゲーム。相手の道路をくぐれば車を置けるので、2本の道がぐちゃぐちゃに絡むようになっています。対戦しているのに道が崩れないように協力しがちになるのも楽しいですね。崩れることなくゲームを終えたら、謎の道路群は撮影したくなります。

光合成

光合成/2〜4人/10歳〜/30〜60分》

種を蒔いて大きな木に育て、光合成をして、木を枯らせて葉を落とすという木のライフサイクルを体験するボードゲームです。3種類の大きさがある木をボードに配置するので、徐々に見栄えが良くなっていきます。段々枯れて木が減るので写真撮影はゲーム中がオススメ。かなり珍しいテーマのゲームで、太陽光が当たる場所を考えたり、枯れた後に得点が高いボードの真ん中を狙ったり、渋めのアブストラクト寄りのゲームです。

枯山水

枯山水/2〜4人/10歳〜/75分》

禅僧になって、美しい日本庭園を作るタイル配置ゲーム。石のフィギュアが結構凝った作りで、綺麗にタイルを並べて石フィギュアを数個置けばそれなりの庭に見えてきます。終了時にはミニマムな日本庭園が出来上がるので必ず写真を撮りたくなりますね。お題や得点があるのでゲームですが、日本庭園作りごっこのよう。インスタ映えゲームの中で最も渋いでしょう。

ビッグシティ 20周年記念版

ビッグシティ 20周年記念版/2〜4人/13歳〜/45〜60分》

カードに対応した場所に建物を置いて街を作るボードゲーム。1999年発売のオリジナルにも立派なプラスチック製の建物が使われていてコンポーネントは豪華でしたが、20周年記念版はずっしりと重くて細部までこだわった建物フィギュアが入っています。ゲーム自体は点数計算が面倒なだけで結構単純な内容ですが、超豪華コンポーネントのおかげで面白さが倍増しますね。特に、街が立派なのでヘリかドローンを使った空撮をしてる気になって興奮します。


やっぱりボードゲームって中身のコンポーネントも魅力のひとつですよね。イラストやコマがしっかり出来てるから世界観に入り込めるし、ゲームもさらに面白く感じられたりするものです。そしてコメントは無くても、たった1枚の写真でボードゲームの魅力が伝わることもあります。

写真映えするゲームはある程度の面白さが保証されているゲームと言えるのではないでしょうか。