毎年9月24日は「世界ゴリラの日」です。
世界ゴリラの日とは、野生のゴリラと生息地を守るために制定された記念日です。2017年に制定されたので歴史は長くありませんが、この日をきっかけにゴリラの現状や自然環境について調べてみてはいかがでしょうか。世界中の動物園でゴリラに関するイベントも行われているので、何かしらの形でゴリラに触れ、ゴリラについて考えるのは素晴らしいことです。
9/24は世界ゴリラの日です!上野動物園では世界ゴリラの日にちなんだイベントを実施します。詳しくはこちらから☞https://t.co/rJblclVVrz pic.twitter.com/lpVhKbwwot
— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) September 22, 2023
さて、ゴリラは力が強い動物の代表みたいな存在なのでボードゲームではよく登場します。ボードゲーム界の人気者です。ということで、世界ゴリラの日を記念してゴリラが活躍するボードゲームを9タイトル紹介します。
じゃんけんゴリラ
〈2〜8人/6歳〜/10分〉
じゃんけんでバナナを獲得して、バナナの数を競うカードゲーム。
「グー」「チョキ」「パー」「ゴリラ」の4枚のカードを持ち、全員同時にカードを出して勝ったらバナナが貰えるというじゃんけんゲームです。他の人とカードが被ったら負けで、カードは4枚使い切らないと手元に戻ってこないというのが特徴です。ゴリラはすべててに勝てる最強のカードですが、他の人と被れば負けです。
ゴリティア
〈1人/12歳〜/20分〉
ゴリラにバナナを食べさせて繁殖する1人専用のソロゲーム。
ピラミッド状にカードを並べて、下の段にゴリラ7枚を並べるのが目標です。このゲームが凄いのはカードはゴリラとバナナの2種類。条件を満たせばアクションが出来て、ゲームを有利に進めることが出来ます。ラウンドの終わりにはゴリラと同じ数だけのバナナが無いとゲーム終了となります。
もぎもぎゴリラ
〈3〜5人/7歳〜/15分〉
ゴリラの王子様になって、より多くのバナナを集めるバッティングゲーム。
3本あるバナナの木を同時に選んで、同じ木を選んだ人とバナナを山分け。1人しか選ばなければバナナを1人占め。バナナを増減する親衛隊や大臣もいるので、相手の行動を読み合うことになります。
バナナ強盗団
〈2〜4人/8歳〜/40分〉
バナナ強盗団の新しいボスになりため、バナナコイン3枚を集めるダイスゲーム。
他のゴリラに攻撃してコインを落とさせたり、コインを奪ったり、今時珍しい直接攻撃のバトルゲームです。立体的なビルのボードに自分のゴリラを引っ掛けて遊ぶので、とにかくテンションが上がります。コンポーネントの派手さはボードゲームをより面白くさせるという一例。
イチゴリラ
〈2〜6人/3歳〜/20分〉
『イチゴリラ』は同じ絵柄をめくってタイルを獲得する神経衰弱ゲーム。
タイルを全て裏向きにして並べ、1枚ずつタイルをめくって同じ絵柄がめくれたらタイルがもらえます。このゲーム最大の特徴が、同じ絵柄が2枚以上あるタイルが存在しています。「サンタクロース」は3枚、「ヨット」は4枚。「ゴリラ」は5枚です。それらを間違えずにすべてめくれればタイル獲得なので、1枚目にゴリラをめくったときの絶望感と緊張感がなかなかのもの。
ドリアン
〈2〜7人/7歳〜/20分〉
『ドリアン』は、青果店の店員になって、過剰発注の注文があったらゴリラ店長に報告するバーストゲームです。
フルーツカードをめくって、注文するフルーツの数を増やしていきます。この時に注文の数が在庫より多いと思ったらベルを鳴らしてゴリラ店長を呼び、在庫より多いか少ないかを確認します。在庫より多ければ呼んだ人がポイントを得ます。そして在庫の数ですが、全員が自分だけ見えないようにカードスタンドにフルーツカードを置いて、全員の合計数が在庫になります。在庫の正確な数は分からないので、ブラフ要素があるバーストゲームです。
sonna banana
〈2〜6人/6歳〜/30分〉
ゴリラのマフィアのボスになるため、より多くのバナナを手に入れるブラフゲーム。
全員同時に数字が書かれたバナナカードを出して、最も大きい数字を出した人が出ているカードを総取り。これだけだと単純なバッティングゲームですが、カードを裏向きに出して数字を声に出して言うというやり方もあります。この場合は、一番大きい数字を出した人がウソかホントかを予想して、間違ってる方のライフが減ります。最後まで生き残るかバナナを多く集めた人の勝ちです。
ゴリラ人狼
〈4〜21人/14歳〜/45分〉
『ゴリラ人狼』は、ゴリラと密猟者に分かれて対戦する人狼ゲームです。
ゴリラは密猟者を全て排除すれば勝利で、密猟者はゴリラを一定数排除すれば勝ちです。設定が特殊なだけで普通の人狼ゲームですが、最大の特徴は全員「ウホ」しか喋れません。ラウンドが進むたび多少単語を覚えますが、ほとんど議論になりません。かなり邪道な正体隠匿ですが、ネットでバズっただけある面白さ。
斯して我はゴリラに成れり
〈4〜12人/13歳〜/30分〉
カードを1枚ずつ捨てて、最後に残ったカードの条件を満たしていた人が勝ちの正体隠匿ゲーム。
王が亡き後の王国の為政者になることを目指す招待隠匿ゲーム『斯くして我は独裁者に成れり』が、上記の『ゴリラ人狼』とコラボです。密猟者カードを捨てると「ウホ」としか喋れなくなります。全員でウホウホ言ってたのに、1人密猟者が混ざってたりするんですよね。
他にもゴリラゲームは多々ありますが、ゴリラが主役となるとこの辺りでしょうか。野生のゴリラの数が減ってきている現実を受け止めながら遊びましょう!