月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2024年5月第4週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
5月23日 木曜日
ジェンガ
〈ジェンガ/1〜8人/6歳〜/20分〉
積み上げた直方体の木製ブロックを崩さずに抜き取るバランスゲーム。
54本の細長い木製ブロックを一段3本で綺麗に積み上げてからゲームスタートです。順番にブロックを1本引き抜いて、最上部に乗せます。これを順番に繰り返してブロックを崩した人が負けです。崩れる瞬間は思わず「わー」と声が出てしまう大盛り上がり必至の古典的パーティーゲームになっています。
番組ではプレッシャーピアノという特殊ルールで挑戦。「♫ドレミファソラシ」とピアノの音が鳴っている間にブロックを抜いて、抜いたブロックを最上部に乗せます。次に、ジェンガの隣に置いてあるキーボードで、流れた音の次の正しい「ド」を出します。間違っていたら失敗というルールです。キーボードは4オクターブの鍵盤が並んでいるので、ジェンガに集中してると聞き間違ってしまうというゲームです。番組では、1ヶ月前にも同じルールで遊んでいました。
5月24日 金曜日
ワードスナイパー・イマジン
〈ワードスナイパー・イマジン/2〜6人/6歳〜/10分〉
お題に合った答えをいち早く言うワードゲーム。
表面にひらがな、裏面にお題が書かれたカードを重ねて山札にしたらゲームスタート。山札からカードを1枚めくると、ひらがなとお題が現れます。カードに書かれたひらがなで始まる、お題に合った言葉を口に出して言います。一番早く言えた人がカードを獲得。カードには得点が書いてあって、最終的な得点を競います。
お題は「液体」「キラキラしたもの」「危険な場所」「居酒屋のメニュー」「300円で買えるもの」など様々。じっくり考えればお題にピッタリの言葉が思い浮かぶのに、瞬間的に答えるとなかなか思い付かないのが面白いところ。他の人の発想力にうなったり、感心したり、笑ったり。ルール説明も短くて、すぐに誰でも遊べるのも魅力ですね。
このゲームは『ワードスナイパー』のお題を新たにした第2弾で、こちらのほうがイメージが広がりやすいお題が多いので「イマジン」なんだと思われます。こども向けの『ワードスナイパー・キッズ』やカード3枚を使う『ワードスナイパー・インクル』なども作られ、シリーズ化している人気作です。
TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年5月第3週に遊ばれたボードゲーム『コンプレックス人狼』『笑ってはいけない音読』などを紹介