去年開催された「これはゲームなのか?展」がスケールアップして第2回が行われます。前回と比較して会場の広さが4倍、展示作品数が2倍。これは楽しみだー!変わり者でアナログゲーム好きなら絶対に楽しめるイベントで、首都圏在住なら行っとけレベル。
開催する為のクラウドファンディングが目標達成して、目標金額の171%も集まってました。それくらい多くの人にとって待ち遠しいイベントって事なんでしょう。
【171%達成!ありがとう!】
「これはゲームなのか?展」のクラウドファンディングが終了致しました!達成率171%、236人よりご支援を頂き予想を超える大成功となりました。
ありがとうございます!12/7の開催に向け運営一同全力で向かいます!お楽しみに!https://t.co/XTt0CqqEj8#なのか展 pic.twitter.com/eQC4yfPo1n
— これはゲームなのか?展 (@isthis_a_game) November 17, 2019
何それ?という人も多いと思うので、まずは去年展示された作品をいくつか紹介します。
「磁気力タッチ」磁石の引きつける感覚で並びを当てるゲーム。
10人に1人のパーフェクトキメてきましたー
ひとじゃらしさんの『磁気力タッチ』です pic.twitter.com/Z33DaVmZ9V— フウガ (@edelstern_windy) June 1, 2018
これはゲームなのか?展、ぼっちにはややツライ空間だったけど、ぼっち同士の合意でいくつか遊べだ。
「磁気力タッチ」の未体験な感覚が味わえたのが嬉しかったなー。さっぱり分からんと思ったけどそこそこ合ってたし。 #これはゲームなのか pic.twitter.com/IOXWZusVi6— ちょんまげ工務店@ゲムマ11/24(日)M27 (@chonmagegame) May 30, 2018
「スーパーMOKU-SOKU」沢山並んだ箱が何のパッケージかを当てるゲーム。
『スーパーMOKU-SOKU(おかし編)』
お題カードに書かれてる商品を棚の中から選ぶだけ!ただし棚に置いてある商品はパッケージが無く、手がかりは箱の大きさのみ!
「あの箱ってどれぐらいのサイズだったかなぁ」と思い出しながらチャレンジ。ギリギリ正解できて嬉しかった!#これはゲームなのか pic.twitter.com/WLqOtMHlJL
— ひこぱっち/ゲームデザイナー (@dasi_memo) June 2, 2018
巷で話題の「これはゲームなのか?」展行ってきました。規格外のゲームを楽しめるかどうかはプレーヤーの度量次第……なのかな。引いたカードのパッケージを神経衰弱式に当てるゲームが楽しかった。私はサラダプリッツにヴィエネッタ程の期待を寄せていたらしい……。食い意地はってると当たらない。 pic.twitter.com/ROwepq9xBj
— kumifora (@kaenfukamori) June 3, 2018
「VOID」この展示で最もSNSにアップされたゲーム。
これはゲームなのか展でvoidを手に入れました!出目分のタイルを自由に配置した後にお題の絵を描くゲームで楽しくやれました!#voidgame pic.twitter.com/k4yWOUXNWX
— 緋咲 大輔 (@jpg_daisuke) May 31, 2018
『これはゲームなのか?展』で買ってきた新作ゲーム「VOID」をとりあえずひとり用のルールでプレイ。何度かプレイした結果、42まであと一歩だったんだけど、ギブアップするしかなかった。確かに、これは奥深いわ。 #voidgame pic.twitter.com/qIlrtQyuQT
— 鉢植え夢幻 (@tomak_masakazu) May 30, 2018
これはゲームなのか?展に出展されてるOinkgamesのVOID。
自分の色の五角形のタイルを斜めにした長方形タイルの上に順番に積み重ねていく。崩れたら残ったタイルの枚数を数えてマイナスPに。3Rで総合計を競う。
タイルの裏に数字が書かれててその時間で積まなければならないってのが味噌。#voidgame pic.twitter.com/nGQ65tmePB— 灰色鼠@ボドゲ (@GraySneaker_CoC) May 30, 2018
ゲームとも言い切れないし、アートとも言い切れないし。体験する芸術品とでも言いましょうか。なんとも形容しがたい…。6日間で3000人を動員しただけある不思議な魅力にあふれた展示会です。
とりあえず今回のイベントの概要を簡単に。
開催時期 2019年12月7日(土)〜15日(日)
開催時間 13:00〜19:00
場所 3331アーツ千代田
料金 前売り1000円 当日1800円
気になるのは内容ですよね。一体どんなイベントなのか?
公式サイトによると【国内外で活躍する新進気鋭のゲームデザイナー17組による実験的なゲーム作品を「展示」し「試遊」できる新しい企画】だそうです。
実験的なゲーム…。う〜む、そんな説明されるとつまんなそう……と思いますよね?
という訳で、コンセプトや狙いはさて置き、どんなゲーム作品が展示されるのかを調べてみました。
「荒野へーThe Game of Tarot」
作ったのは米光一成。22枚のタロットを使ったゲームで、闇山から荒野に全てのカードを開くのが目的の1人用ゲームらしい。
【「荒野へ」「記憶交換ノ儀式」】
作:米光一成 (秘密結社マルクト)
「荒野へ」はタロットを使った形式的操作による運命の可視化であり、「記憶交換ノ儀式」は集まりしメンバーの記憶を交換する儀式だ。12/7~15開催の「これはゲームなのか?展」に展示予定。https://t.co/JiO20OftO2#なのか展 pic.twitter.com/sgmBi2btNx
— これはゲームなのか?展 (@isthis_a_game) November 15, 2019
2人でも遊べるみたいで、協力しながら相手を出し抜く事になるそうな。しかもプレイ結果を元に占いも出来るんだとか。どんなゲームなのやら。これは気になる。
「咲く花」
作ったのは山田龍太。対象年齢2才〜。
「咲く花」
作:山田龍太(宇宙ドミノ)(アトリエヤマダ)
宇宙ドミノの花を、3331に咲かせます。
ぜひ、カラフルな花びらに触れてみて下さい。(対象年齢2歳以上)12/7~15開催の「これはゲームなのか?展」に展示予定。https://t.co/HA30fQ8dpv#なのか展 pic.twitter.com/uNEgwDaSkT
— これはゲームなのか?展 (@isthis_a_game) November 15, 2019
宇宙ドミノの花を3331に咲かせるらしい。詳しい解説がないのでよく分からないけど、並べたドミノをパタパタと倒していくというゲームのはず。前回これのシンプル版が展示されていたので、もし同じ物であれば三次元空間で遊ぶドミノ倒し。検索したら動画もあったんだけど、これは実物を見た方が感動すると思うのでここには貼りません。気になる方は見に行くか、検索するか。
「架ける橋」
作ったのは山田龍太。対象年齢2才〜。
今日!アトリエヤマダのダンボール作品などを、本日21時放送 テレビ朝日のドラマ/刑事7人で、ドラマセットとして使用いただく予定です!
次回これはゲームなのか?展に出展予定のダンボールブロック(QUMINA)も。こどもたちとペイントした作品です。https://t.co/lSaXz4FEEc pic.twitter.com/yy43Ee1aYw
— 山田龍太/巨大絵本 (@ryuta0706) September 11, 2019
QUMINAというダンボールのブロックを使って、両端からアーチを架けるというゲームらしい。可愛過ぎる。でも、このイベントのタイトル通り「ゲームなのか?」と言いたくなりますね。幼い子供たちが遊ぶ広場に置いてある玩具っぽい。なんか楽しそうなんだなぁ。
「リモートビューイング」
作ったのは田中英樹。FBIの遠隔透視に挑戦して、他人に情報を伝えるゲーム。
「リモートビューイング」
作:田中英樹(ASOBI .dept)
FBI超能力捜査リモートビューイング(遠隔透視)に挑戦。犯行現場の断片が見えるボックスを覗き、30秒で仲間に言葉だけで説明する。その情報を頼りに犯人の潜伏先を特定していく装置。「これはゲーム #なのか?展」https://t.co/HA30fQ8dpv pic.twitter.com/QvarPoVHdY
— これはゲームなのか?展 (@isthis_a_game) November 15, 2019
天井からぶら下がってる箱を覗くと、犯行現場の断片が見えるので30秒で他の人に情報を伝えるんだそう。そして、その情報を元に犯人の潜伏先を特定するというゲームみたいです。これは協力ゲームとしても伝言ゲームとしても面白そう。
「一年.生ゲーム」
作ったのはニルギリ。プレイ時間が1年のゲーム。
【一年.生ゲーム】
作:ニルギリ(するめデイズ)
ゲームが机から解放され、日常へ滑り込む。自分の得点は他人が、他人の得点は自分が記録し一年後初対面する百人超のリレー作品。12/7~15開催の「これはゲームなのか?展」に展示予定。https://t.co/JiO20OftO2#なのか展 pic.twitter.com/1s9fFs5fhh
— これはゲームなのか?展 (@isthis_a_game) November 15, 2019
自分で書いた得点ルールで他人が点数を獲得して、他人が書いた得点ルールで自分が点数を獲得して、1年後に会って得点を確認するというゲームですかね。ルールが日常生活にまで入り込んでくる感じ。1年も掛かるとか、これ以上ない重ゲー。
このゲームは第1回の時に展示されて、1年後に結構な人が集まったみたいです。
これから、去年の「これはゲームなのか展」の「一年生ゲーム」エンディングパーティです。 pic.twitter.com/QjJlyuNTWK
— ゆりりん/スーパーナンバーワンゲームス (@nerimakko_yuri) May 31, 2019
するめデイズさんの一年生ゲームエンディングパーティに参加してきました!
昨日のスカイダイビングはこの100点の為!
一年間の内で書いた誰かに点数が行くという不思議なゲームですが、無事に書いた張本人に伝えることができました書いた人「まさか本当に飛ぶとは…(困惑)」
#一年生ゲーム pic.twitter.com/BonFioOtrM
— もち (@pinder_tron) May 31, 2019
今日は昨年開催された「これはゲームなのか?展」でも特別キワドかった「一年生ゲーム」のエンディングパーティでした。このゲーム、プレイ時間はなんと1年間という超重量級!誰かが決めた行動を普段の生活のなかで取ると点数になるため「あ、これ点数になるやつ」と頭をかすめるようになります。 pic.twitter.com/ro9Jx1OArG
— カザマ (@kimpirapotesala) May 31, 2019
去年のこれはゲームなのか展でやっていた一年生ゲームのエンディングパーティというものに行ってきました。
皆さん話が面白くて聞いてるだけでとても楽しかったです!
私のお題は自分の努力ではどうにも出来ない運ゲーしかなかった!もう1回やりたい!(切望)#これはゲームなのか #一年生ゲーム pic.twitter.com/SZGrmW0nMq— もも (@spar250) May 31, 2019
一年生ゲームのエンディングパーティです!
残念ながら出席できなかったみなさまからの電報を読んでいます。#一年生ゲーム #これはゲームなのか pic.twitter.com/KNb8yshen5— するめデイズ@ ゲムマ秋土N25-26 (@surume_days) May 31, 2019
現時点で発表されてるゲームはここまで。こうして見るとどれも面白そうですね。ゲームの定義って何だっけ?と哲学的に物思いにふけってしまいそう。
ゲームは発表されてないけど、出展者と出展団体は発表されているので一気に紹介。
朝戸一聖(TANSANFABRIK)、ASOBI.dept、IKE(ひとじゃらし)、itten、オインクゲームズ(佐々木隼・出水田紘子)、Xaquinel、シラカワリュウ(カラメルカラム)、Jorden Draper、daitai(島田賢一・大山徹)、高畑慧(コロコロ堂)、CHOCOLATE inc、ニルギリ(するめデイズ)、のざくに(つれづれ愚者)、ハカマ団(袴田長武)、ファウンテン(橋口貴志)、山田龍太(宇宙ドミノ)、米光一成。
あの人も参加するのか…と想像が膨らみます。どんな作品が展示されるのか?ゲームに対する固定概念がガラッと変わる展示会になるはずです。是非!