これはアートなのか?大好評だった企画展の第2弾「これはゲームなのか?展#2」がもうすぐ開催

去年開催された「これはゲームなのか?展」がスケールアップして第2回が行われます。前回と比較して会場の広さが4倍、展示作品数が2倍。これは楽しみだー!変わり者でアナログゲーム好きなら絶対に楽しめるイベントで、首都圏在住なら行っとけレベル。

 

開催する為のクラウドファンディングが目標達成して、目標金額の171%も集まってました。それくらい多くの人にとって待ち遠しいイベントって事なんでしょう。

 

 

何それ?という人も多いと思うので、まずは去年展示された作品をいくつか紹介します。

「磁気力タッチ」磁石の引きつける感覚で並びを当てるゲーム。

「スーパーMOKU-SOKU」沢山並んだ箱が何のパッケージかを当てるゲーム。

「VOID」この展示で最もSNSにアップされたゲーム。

ゲームとも言い切れないし、アートとも言い切れないし。体験する芸術品とでも言いましょうか。なんとも形容しがたい…。6日間で3000人を動員しただけある不思議な魅力にあふれた展示会です。

 

 

 

とりあえず今回のイベントの概要を簡単に。

開催時期  2019年12月7日(土)〜15日(日)

開催時間  13:00〜19:00

 

場所    3331アーツ千代田

 

料金    前売り1000円  当日1800円

気になるのは内容ですよね。一体どんなイベントなのか?

 

公式サイトによると【国内外で活躍する新進気鋭のゲームデザイナー17組による実験的なゲーム作品を「展示」し「試遊」できる新しい企画】だそうです。

実験的なゲーム…。う〜む、そんな説明されるとつまんなそう……と思いますよね?

 

 

 

という訳で、コンセプトや狙いはさて置き、どんなゲーム作品が展示されるのかを調べてみました。

 

「荒野へーThe Game of Tarot」

作ったのは米光一成。22枚のタロットを使ったゲームで、闇山から荒野に全てのカードを開くのが目的の1人用ゲームらしい。

2人でも遊べるみたいで、協力しながら相手を出し抜く事になるそうな。しかもプレイ結果を元に占いも出来るんだとか。どんなゲームなのやら。これは気になる。

 

 

「咲く花」

作ったのは山田龍太。対象年齢2才〜。

宇宙ドミノの花を3331に咲かせるらしい。詳しい解説がないのでよく分からないけど、並べたドミノをパタパタと倒していくというゲームのはず。前回これのシンプル版が展示されていたので、もし同じ物であれば三次元空間で遊ぶドミノ倒し。検索したら動画もあったんだけど、これは実物を見た方が感動すると思うのでここには貼りません。気になる方は見に行くか、検索するか。

 

 

「架ける橋」

作ったのは山田龍太。対象年齢2才〜。

QUMINAというダンボールのブロックを使って、両端からアーチを架けるというゲームらしい。可愛過ぎる。でも、このイベントのタイトル通り「ゲームなのか?」と言いたくなりますね。幼い子供たちが遊ぶ広場に置いてある玩具っぽい。なんか楽しそうなんだなぁ。

 

 

「リモートビューイング」

作ったのは田中英樹。FBIの遠隔透視に挑戦して、他人に情報を伝えるゲーム。

天井からぶら下がってる箱を覗くと、犯行現場の断片が見えるので30秒で他の人に情報を伝えるんだそう。そして、その情報を元に犯人の潜伏先を特定するというゲームみたいです。これは協力ゲームとしても伝言ゲームとしても面白そう。

 

 

「一年.生ゲーム」

作ったのはニルギリ。プレイ時間が1年のゲーム。

自分で書いた得点ルールで他人が点数を獲得して、他人が書いた得点ルールで自分が点数を獲得して、1年後に会って得点を確認するというゲームですかね。ルールが日常生活にまで入り込んでくる感じ。1年も掛かるとか、これ以上ない重ゲー。

このゲームは第1回の時に展示されて、1年後に結構な人が集まったみたいです。

 

 

現時点で発表されてるゲームはここまで。こうして見るとどれも面白そうですね。ゲームの定義って何だっけ?と哲学的に物思いにふけってしまいそう。

 

ゲームは発表されてないけど、出展者と出展団体は発表されているので一気に紹介。

朝戸一聖(TANSANFABRIK)、ASOBI.dept、IKE(ひとじゃらし)、itten、オインクゲームズ(佐々木隼・出水田紘子)、Xaquinel、シラカワリュウ(カラメルカラム)、Jorden Draper、daitai(島田賢一・大山徹)、高畑慧(コロコロ堂)、CHOCOLATE inc、ニルギリ(するめデイズ)、のざくに(つれづれ愚者)、ハカマ団(袴田長武)、ファウンテン(橋口貴志)、山田龍太(宇宙ドミノ)、米光一成。

 

あの人も参加するのか…と想像が膨らみます。どんな作品が展示されるのか?ゲームに対する固定概念がガラッと変わる展示会になるはずです。是非!