配られたカードをいち早くなくした人の勝ちとか、点数が最も低い人が負けなどボードゲームのルールは様々です。でも最近、勝ち負けを決めないボードゲームもチラホラ目につくようになりました。勝ったり負けたりが醍醐味かと思ってたのに。
去年のM-1グランプリでは「人を傷付けない笑い」なんてことが言われて、他人を攻撃しないネタをしてる人達が評価されていました。みんなに優しいって感じ。世間の流れがそういうのを求めているか?人に順位を付けないという風潮。
という訳で、勝ち負けが存在しないボードゲームを紹介します。
ほめじょーず
サイコロを振って指定されたカードを受け取ります。そのカードに書かれた単語を使って相手を褒めるというゲーム。とにかく褒めるだけ。褒め方に良し悪しはなく点数もありません。
カードには「真面目」とか「センス」や「瞳」「真似できない」などの言葉が書いてあるので、なんとかしてその言葉を使って褒める事になるんだけど、褒められた人はとにかくニッコリ。嬉しいのか恥ずかしいのか必ず笑顔になるんですよ。もう勝敗とかどうでもいいでしょ。
普段褒めてくれる人ってなかなかいないですもんね。褒めて褒められて笑いが絶えないとか最強のコミュニケーションゲームです。
実際に遊んだ人の声
事務所で遊びました〜♪
ほめてほめられ…(ง •̀ •́)ง✧ ♡
嬉しいの連鎖!!
素直にとっても楽しかったー💕#ほめじょーず pic.twitter.com/yqDrMWM0Nz— 神谷ゆきこ❄ (@oyukivoice1113) January 29, 2020
最近やったひたすら相手を褒める「ほめじょーず」ってアナログゲーム、褒められるってわかってて褒められても嬉しいし相手を褒めるのもなかなか楽しいしでよいゲームでした
そのうちみんなでやってみたい— ⛩️パパひの♥(75:39:1.6)⛩️ (@hino_sea) November 23, 2019
クラウドファンディングで支援して、届いた「ほめじょーず」、やってみました。始めは、この単語でどうやって褒めるの!?と、頭を悩ませましたが、何回かやっていると、何となく、ほめ方のコツがわかってきました。終始、笑いが出て、結構面白いかも。#ほめじょーず pic.twitter.com/nYPSoiuTwh
— 鈴木 達夫@アクロクエストの何でも屋 (@statsuo) November 23, 2019
#モチベーション行動科学部 の学生たちと足立区の印刷会社 #しまや出版 様とのコラボで新しいカードゲームが誕生しました!その名も『#ほめじょーず』。老若男女が楽しめてビジネスでも使える褒め合うカードゲーム☆
今日は足立成和信用金庫様の社員研修でご活用いただきました!#産学連携 #足立区 pic.twitter.com/wADeE8uHLG— 東京未来大学 (@tokyomirai) October 17, 2019
ZENタイル ベーシック
漢字が印字された碁石を時間ボード上に並べて昨日の自分の感情を表すというゲーム。20個の碁石の中からランダムに10個だけを使い、置き終わると昨日の自分を客観視する事が出来るのです。
碁石はガラス製なのでずっしりと重みがあってひんやり気持ちいいというのもポイント。枯山水てぬぐいの上に配置する時間ボードは竹で出来ているので心が落ち着くんです。これも勝敗なんかどうでも良くなってくる有難いゲームなのです。
多人数用のルールもあって、他の人が置いた碁石を見て昨日何があったのかを当てるクイズっぽいコミュニケーションゲームとしても遊べます。こちらのルールは、正解すると碁石がもらえるので一応の順位が発生するんだけど、ルールによると「碁石を一番多く持っている人が一番気持ちを理解できる人です」との事。勝ちも負けも無いのです。
実際に遊んだ人の声
zenタイルベーシック気になって購入✨碁石の手触り気持ちいいです。
すてきだ~ pic.twitter.com/QtK828PJjW— さりー (@sally_waoon) March 8, 2020
ZENタイルベーシックが届いたので昨日の振り返りを実施してみる。
確かにこれは自分の気持ちに繊細になれるきがする。よきよき。
昨日は朝よくがんばった!あといちごが美味しかった。#ZENタイル pic.twitter.com/hJGbxPdvlR— もりー (@mrtk17) March 11, 2020
ZENタイル 多人数用ルール(ZENタイル ベーシック収録)。「何も無ければ人に報告するまでもないような昨日の出来事と気持ち」がクイズになるの素敵ね。(あのプライベート感が強いソロルールを多人数で…?)って思ってたんだけど、優しいコミュニケーションツールとしてベリーナイスです。 pic.twitter.com/1fkB9oR9mg
— ぬん (@be_catchy) March 7, 2020
#ZENタイル ベーシック購入させていただきました!
コンポーネントもとても豪華です!手触りもいいですね。面壁、座禅してプレイしてみました。
落ち着きますねぇ。想いを追いかけ過ぎない、こころを理解する
こころと想いを整理するのにとてもやいです。 pic.twitter.com/YXyX6hnmA5— ソー (@myeqAxv76fYWSwm) March 9, 2020
マドリーノ
建築士になって顧客の要望に応じながら自由に間取りを設計するというお絵描きゲーム。サイコロを振って玄関の場所をを決めたらゲーム開始です。サイコロを振ってその出目によってドアやトイレや浴槽などの設備が決まり、サイコロの出目で置く位置が決まるという運に左右されながら設計図を完成させます。その完成した間取りにタイトルをつけて、みんなで話し合って一番いい間取りを書いた人が勝ちというゲーム。大喜利みたいな感じですかね。
ルール的には勝者を決めるのでこのテーマには合わないゲームなんだけど、遊んでみると勝ち負けは全く関係ないんです。笑って終わり。しかも、大喜利が不得意な人でも変な間取りが出来上がるので誰がやっても面白い。
実際に遊んだ人の声
マドリーノをプレイ
トイレとキッチンが一回も出ませんでした。#madorino pic.twitter.com/WQRXqbXaGy— 栄 (@eiichi0712) March 14, 2020
ドアの注文が殺到した結果笑
マドリーノは頑張ってボケなくても面白いから本当に好き!!#人類が見たことのない間取り#マドリーノ#素振り用ドア pic.twitter.com/3qxEQsJrRZ— なゆ@マダミスGM (@arekorenayusan) January 12, 2020
今までまだ数少ないけど
マドリーノやった中で一番面白かったのは
山田さんの
物件紹介のやつwwwwwもうこのアイデアに☆3つだし座布団10枚だよwww pic.twitter.com/Zi9bdXbI31
— bdg-Jericho (@Jerichobdgcamp) March 9, 2020
ゲームって勝ち負けという目的があるから、その過程が面白いと思ってました。でも勝敗なんかなくても面白いボードゲームは沢山あるんですね。よく考えたらゲーム中とは言え、直接攻撃があるゲームってちょっと気まずいもんなぁ…。勝ち負けという結果がなくても楽しめるとなると「一体、楽しいってなんだろう?」という疑問も湧いてきますね。
どうやら、この手のゲームは増えてるらしいんだけど他のボードゲームは見つけられませんでした。うーん残念…。でも、ここまで調べて書いたんだから褒めて下さい。