北海道ボドゲ博2.0で注目の新作ボードゲーム17選

今年も北海道ボドゲ博が開催されます。毎年恒例と言うと大袈裟ですかね、今回で3回目。北海道在住のボードゲーマーや同人サークルがオリジナルの新作・旧作ボードゲームを販売する博覧会です。略して北海道ボドゲ博。今回の日程などは下記の通り。

日時 2020年8月22日(土)

時間 午前の部 10:00〜13:50

   午後の部 15:00〜18:50

会場 札幌市民交流プラザクリエイティブスタジオ

本来は7月開催のはずが延期になったんですよね、場所も変更になって。

開催時間がちょっとややこしいんだけど、午前の部が4ラウンドに分かれていて、朝10時に60人が入場するそうです。そして50分経ったら退場。その後10分間の入れ替えタイムがあって、11時からまた別の60人が入場して50分で退場…を4ラウンド繰り返したら午前の部が終わりです。午後の部も同じように4ラウンドに分けてあるそうです。今年は感染対策でどうしようもないですね。文句言っても始まらない。

 

去年は出展数が31サークルで来場者は600人。1回目と比較すると3倍くらいの規模に膨れ上がったそうですよ。タイトルは北海道だけど、出展する側も来場する側も北海道のみならず道外からも集まってるらしいですからね。それだけ注目されてるボードゲーム即売会って話です。

 

ちなみに午前の部と午後の部、出展サークルも入れ替わるらしいので公式のTwitterで発表されるのを待ちましょう。

 

そんな北海道ボドゲ博2.0で発売予定の新作ボードゲームをチェックしてみました!

 

はんかくさいツアー計画

HYAKKATENなどで知られるNSGクリエイトが今回の北海道ボドゲ博限定のボードゲームを作成!このイベントに行かなきゃ買えないなんて。ちなみに「はんかくさい」とは北海道の方言でバカげた・ろくでもないという意味だそうです。ルールやゲームシステムは全く分からないけど、北海道旅行を一手に引き受けるツアーコンダクターになって客の無茶振りをこなしていくみたいな説明文が書いてあります。かなりはんかくさいですねぇ。

 

ピッ漢

ダイストレイやカードスタンドなどを製作しているDLY卓屋の新作は漢字を使った大喜利カードゲーム。部首カードと漢字カードを組み合わせて新しい漢字を作るという内容。これって似たようなゲームなかったっけ?と思ったら「漢コレ!」のリメイクだそうです。漢コレは面白いんだけど入手しにくいから遊んでない人も多いんですよね。これはありがたいリメイク。しかもルールも沢山あって更に楽しめるようになってます。

 

アウランド

今回のこのゲームがしずく道~Shizuku Michi~にとって初めての作品だそうです。万人受けしそうなイラストが可愛いですね。森を邪魔するカラスを撃退するというおとぎばなしのようなストーリーもいい感じ。ゲームは山札からカードを1枚引いてカラスなら脱落。基本的にはこれだけというシンプルなルール。ただし昼と夜の概念があって、夜ならカラスを引いても生き残り。昼でも魔女を持ってれば生き残り。他にもカードの能力もあるようで、単純ゆえに面白いって感じなのかな。

 

人類誕生

ナイツポーカーを販売しているスタジオムンディの新作は、猿人になって人類に進化する協力ゲーム。ウンバ、スベスベ、ユラユラなど限られた言葉だけでコミュニケーションをとって同じカードを3枚集めるのが目的です。これ盛り上がるヤツですね。ルール読んだだけで笑える。使える言葉も他のカードと混同しそうな言葉が選んであって、バカっぽいゲームに見えてバランスよく作られてる印象。これは遊んでみたい!

 

ASSEMBLY FIGHT

 プログラミングカルタC#

このゲームは情報が無いのでキャッチコピーだけ。ASSEMBLY FIGHTは「引数と返り値を読んで関数を取るカルタ」だそうです。もう一つの新作プログラミングカルタC#は「すぴーど系ぷろぐらみんぐぼどげ」とのこと。うーむ、想像つかん…。

 

どうぶつさんたち大集合

インパクトのあるタイトルが目を引く鳴海製作所娯楽部の新作はまさかの「どうぶつさんたち大集合」というウソみたいなネーミング。だって今までは「たぬきのきんたま」「パンツはどこへ消えた?」「過労死ガチャ」「俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!」って感じなのに。方向転換でしょうか?内容は、アニマル王国のアニマル大臣になってどうぶつさんを暖かいおうちに案内するゲームらしい。絶対なにか裏があるはず…。

 

すごろくつくろう

親子で遊べるゲームが多い常盤倶楽部の新作は、コースを自分で作って遊ぶすごろくゲーム。コースの途中でどんぐりを集め、早くゴールすると沢山どんぐりが貰えて、最も多くのドングリを集めたら勝ち。実に牧歌的なゲームでホッとしますね。すごろくを作るところからゲームになっているとはなかなか斬新。対象年齢が4才〜となっているので、親子向けですかね。

 

MARY!GO!AROUND

情報は作者のツイートのみ。羊飼いになって牧羊犬と共にヒツジを集めるゲームだそうです。パズルゲームなのかアクションゲームなのかジャンルも謎。サイコロを持ったヒツジのイラストがあったのでサイコロを使うとは思うんだけど…。イラストの可愛らしさが際立ってますね。

 

雪ふる街の星あつめ

ゲームだけじゃなくTシャツやミープルのネックレスなんかも製作している久遠堂の新作は、マネジメントすごろく。星が降るサポロという街で動物に助けてもらい、バスや市電を使って星を集め、名誉市民を目指すというゲームだそうです。こちらもツイートしか情報はありません。

 

88アイスクリーム

ネット通販ですでに世に出てるようですけど、アイスメガ積みバランスアクションゲーム。隣の人と協力して出来るだけ高くアイスクリームをコーンの上に積み上げるというゲームです。これってワイワイ盛り上がるやつだ!テレビとかネット動画とかに向いてる気がする。バランスゲームで協力って他にあったっけ?発明かも。

 

すげーダイスゲー

限定9個しか作られないというマジョリティーすごろく。8面ダイスを振ったら、数字ごとに分けて、順番に出目を選んで対応するボードの自分のコマを進めるというルールのようです。細かいルールが明かされてないけどこれも面白そうだなぁ。それにしてもせっかく作ったのに9個って…。

 

それは、死亡フラグですよDX

いかにも死にそうなセリフカードを出して投票で2位を目指すパーティーゲーム。「それ、死亡フラグですよ」と「それも、死亡フラグですよね」の続編になります。一部店舗ではもう発売されてるようですね。死亡フラグか立ってるかどうかの基準はあいまいなんだけど、そこが楽しいゲームです。

 

紅茶ロマン紀行

これは全くの謎。Twitterにあげられたイラストで想像膨らます他ありません。植民地戦争+αは「公国のペレストロイカ」や「樹ブロック」とか木製の積み木をよく使ってるイメージなんですけどね。そしてテーマが渋い。今回は紅茶ですから2つの意味で渋い。

 

ガナル 向光戦記外伝

3つの部族に分かれて、兵士を雇用して資源を奪い合うゲームらしいです。ジャンルは分からないけどダイスを振って武器を集めていくように見えるけど、コンボゲームなのかなぁ。

 

ベストレビュアー

こちらも情報はほとんどなくてコミュニケーションゲームらしいです。

 

アイヌの大地

最後に紹介するのはコチラ。なんと、すでに公開されてます。印刷すれば無料で遊べる紙ペンゲームのようです。一応テストプレイとは言ってるけどゲームとして完成しちゃってますね。サイコロを4つ振って、2つに分けたら指示に従って地図を描き、高得点を目指すという内容。「紅茶ロマン紀行」を作りながらこんなのも完成させるとは!

 

未知のゲームが多過ぎでしょ。これがボードゲームのイベントの楽しみでもあるんですけどね。