映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』アカデミー作品賞受賞記念。カンフーをテーマにしたボードゲーム8選!

95回アカデミー賞作品賞に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が選ばれました。

作品賞だけではなく、監督賞・脚本賞・主演女優賞など7部門での受賞となりました。前評判通りの大本命だったわけですが、今年のアカデミー賞では圧倒的に支持されたようですね。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、メタバースとカンフーの融合で人類を救うアクションアドベンチャー映画です。新進気鋭の配給会社「A24」の映画ということもあって、今年の3月3日の公開直後から日本でもかなり話題になっていますよね。元々映画館が混んでいたのに、オスカー受賞でさらに注目されることでしょう。

功夫(カンフー)とは中国各地で始まった武術の総称です。てっきりカンフーという流派とか競技みたいなものがあるかと思ったら、あくまでも中国武術の総称。功夫の中に太極拳や少林拳などなど様々な種類が存在するようです。

カンフーマスターになって大活躍する映画がアカデミー賞に輝いたということで、カンフーをテーマにしたボードゲーム8タイトルを紹介します。

老師敬服

老師敬服/3〜5人/12歳〜/45~60分〉

武術を教える老師になって、弟子を育てて得点を稼ぐアクションプロットのリソースマネジメントゲーム。

弟子の上に修行タイルを置いて、お金やお酒を得たり、集めたお金やお酒を使って新たな弟子を増やしたり、強力な修行タイルを得たり様々なアクションを行います。このゲーム最大の特徴で、相手に敬服チップを渡せばアクションをコピーして自分も同じアクションが行えるようになります。ただし、渡した敬服チップはゲーム終了時に相手の得点になるので非常に悩ましいです。これを5ラウンド繰り返して合計得点を競います。弟子は増やせば増やすほどアクションの回数が増えますが、弟子は修行しないとマイナス点というのも悩みどころ。カンフーなのに戦うよりも相手を敬服することがゲームの肝になっています。

タイガー&ドラゴン

タイガー&ドラゴン25人/8歳〜/20分〉

カンフーの使い手になって、配られた牌をいち早く無くすのが目的のゴーアウト系ゲーム。

攻めと受けを繰り返して、牌を1枚ずつ自分のボード上に出していくのがゲームの流れ。誰かが攻めとして出した数字牌と同じ数字牌を持っていれば、受け牌として出すことが可能です。受け牌を出した人が次の攻め牌を出すことで、ドンドン手元から牌が無くなっていきます。テーマは後付けなので、ハッキリ言ってしまうとカンフーっぽさはあまり感じられないかも知れませんが、延々と遊び続けられるゲームです。

我流功夫極めロード

我流功夫極めロード35人/7歳〜/1020分〉

漢字カードを並べて、最強の奥義名をつくる大喜利ゲーム。

漢字1文字が書かれたカードを集めて、強そうな奥義の名前を作り、投票で選ばれるのが目的です。カンフーと言うよりは、バトル漫画の必殺技のネーミング対決といったところでしょうか。写真は「王道の章」で、拡張として「黎明の章」「武器屋編」「召喚獣編」の3つの拡張が販売されているほどの人気作。合わせて遊べばさらに強そうな奥義が完成するはずです。かなりお馬鹿なゲームですが、ハッキリとした答えが無いのでフィーリングで楽しく遊べます。

功夫衰弱

〈功夫衰弱/35人/7歳〜/2030分〉

同じカンフーポーズのカードをめくって集める神経衰弱ゲーム。

カンフーの何かの動きをしている人が描かれたカードを全て裏向きに並べて、カード2枚をめくって同じポーズをしていたらカード獲得です。最終的に服の色が最も多い色だけが得点になります。似たようなポーズが多くて惑わされるのに、同じ色を集めないと得点が伸びないので頭が混乱してきます。

ダイスカンフー

〈ダイスカンフー/24人/6歳〜/10分〉

カンフー戦士を倒すのが目的のダイスゲーム。

4枚のカンフー戦士カードを並べて、戦士ごとに何のマークが何個あるかを覚えたら、カードは4枚とも裏返しにします。サイコロ4個を振って、出た目のマークの個数と同じカンフー戦士をめくることが出来れば倒したことになり、カンフー戦士カードを獲得します。これを繰り返して、カンフー戦士カードを4枚集めたら勝ちです。サイコロを転がしているうちにさっき覚えたカードの内容を忘れてしまったり、サイコロ運に翻弄されるのが楽しいキッズ向けゲームになっています。ライトなゲームですが、戦ってる感じに仕上がってますね。銀色のサイコロが格好いい!

カンフーはりねずみ

〈カンフーはりねずみ/26人/6歳〜/15分〉

放牧するかオオカミに立ち向かうかを予想して、チップを増やしていくギャンブルゲーム。

山札の1番上のカードが草原だと思えばを羊チップ賭けて、オオカミだと思えばカンフーはりねずみチップを賭けます。山札の1番上のカードをめくって、正解すればチップが倍になります。ハズレの場合はチップ没収です。オオカミをめくった人は、カードに書かれた旋風脚や昇竜拳などの技が使えるようになり、山札を入れ替えるなど他の人の邪魔が可能になります。技を使えば山札をいじれますが、結局は草原かオオカミかを当てる2択のシンプルなゲームになっています。

功夫

〈功夫/25人/8歳〜/20分〉

他の人を攻撃し、体力を減らして倒したら勝者となる対戦ゲーム。

キャラクターが描かれた功夫カードを3枚選び、7個のサイコロを振って、功夫カードに書かれた出目の条件を満たせば攻撃が出来ます。これを繰り返し、他の人の体力をゼロにするのが目的です。アイコンがちょっと見辛いのが難点ですが、ここで紹介するゲームの中では直接攻撃のみの最もカンフーっぽい内容です。しかもこれ以上ないストレートなタイトル。ネット上だと検索に引っ掛からなそうですけどね。

死盤遊戯

〈死盤遊戯/2〜4人/10歳〜/45分〉

武術家になって、塔の5階にいるラスボスを先に倒した人が勝利のデッキビルドゲーム。

ラッシュ値の数だけカードをめくり、カードに書かれた攻撃力が敵の防御力を上回るとその差だけダメージを与えることが出来ます。敵の体力をゼロに出来れば、自分のデッキにその敵カードが加わり、技を覚えたりして少しずつ強くなっていきます。敵に負けても、デッキから不要なカードを廃棄することが可能で、デッキを圧縮出来ます。塔の1階や2階は弱い敵ばかりですが上の階に行くほど強くなるので、デッキを強化してから最上階の5階に向かいラスボスをいち早く倒すのが目標です。第3回グループSNE公募ゲームコンテストで1位に選ばれて商品化した作品。パッケージのイラストとタイトルで分かるようにブルース・リー主演の『死亡遊戯』をイメージした世界観になっています。


カンフーと言われると、ジャッキー・チェン主演の映画のような死闘をイメージする人も多いでしょうけど、ボードゲームになると意外と戦うゲームは少ないですね。どれも中国っぽさはありますが。