2025年4月13日に大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が開催されます。早いもので、開催まで1年ですよ。物凄く先に行われるイベントだと思ってたのに、着実に時間は流れて、少しずつスタートが近付いてますね。2025年日本国内で開催予定のイベントとしては注目度がかなり高く、どんな展示があるのか今から楽しみにしている人も少なくないでしょう。
🔴🔵1 Year to Go!!🔵🔴
今日、4月13日は大阪・関西万博開幕1年前🎉
各地では、開幕1年前に関連したイベントの開催やポスター、サイネージが街を彩りはじめ、オフィシャルストアも全国各地に続々オープンしています🛍
#くるぞ万博 #EXPO2025isComing #1YeartoGo #EXPO2025 #ミャクミャク pic.twitter.com/hk2a512ZGT— Expo2025 大阪・関西万博 (@expo2025_japan) April 12, 2024
そこで、ビッグイベント1年前ということで万博をテーマにしたボードゲームを4タイトル紹介します。これらを遊んで気分を高めましょう!
ワールズフェア1893
〈ワールズフェア1893/2〜4人/10歳〜/40分〉
万博のパビリオンに自分のコマを置いて点数を稼ぐ、エリアマジョリティー&セットコレクションゲーム。
自分の手番では、自分のキューブ1個を5つのパビリオンのどこかに置きます。置いたパビリオンに並べられたカードを獲得したら手番終了。カードはアクション効果があったり、得点になったり様々です。ボードの真ん中に描かれた観覧車のゴンドラが一周したらラウンド終了で、パビリオンごとに最もキューブを置いた数が多い人を確認し、1位と2位は得点がもらえます。3ラウンド行って最終的に得点を競います。
1893年に開催されたシカゴ万国博覧会がモチーフになっています。この万博では「フェリス・ホイール」という世界初の観覧車が展示されたそうで、ボードにはど真ん中にしっかり描かれています。日本語版が発売されてませんが、カードにはこの万博で実際に展示された物やうんちくなどが書いてあります。是非日本語版でしっかり読みたいですね。システム的に新しさはありませんが、定番のゲームシステムの寄せ集めなので安定した面白さがあります。
エキスポ1906
〈エキスポ1906/1〜4人/12歳〜/60分〉
万博の人気パビリオンを作るのが目的のパズルゲーム。
自分の手番では、全員共通で配られた6枚のアクションカードから1枚を出してアクションを行います。個人ボード上に、テトリスのブロックのような形をしたパビリオンのタイルを置くのが目的ですが、条件を満たすように資源タイルを隣接して置く必要があって、めちゃくちゃ悩まされます。長考必至の頭が沸騰するゲーム。しかもパビリオンのタイルを獲得するのにも資源タイルを獲得するにもお金が必要で、とにかくお金を稼ぐのが大変という苦労もあります。
1906年に開催されたミラノ万国博覧会がモチーフになっています。この万博で世界初のエスプレッソマシーンが披露され、来場者に振る舞われたそうです。
エキスポ1906。とにかく考える、とにかく疲れるw pic.twitter.com/ObZo5hW4mh
— 牛太郎 (@ootakashi) September 19, 2016
パリ:光の都
〈パリ:光の都/2人/8歳〜/30分〉
夜のパリの街を舞台に、街灯に接するように置いた建物タイルの枚数を競う2人専用エリアマジョリティーゲーム。
自分の手番では、2人の色である青とオレンジ、それと紫色が描かれた敷石タイル1枚を置きます。もしくは、テトリスのブロックのような形をした建物タイルを獲得します。これを交互に繰り返して、敷石タイルが4×4の16枚配置されたらゲームの前半が終了。後半では、これまでに獲得した建物タイルを配置するか、8つあるアクションを行うかのどちらかを行います。建物タイルは、敷石タイルの色が自分の色か紫の上にしか置けません。お互いが建物タイルを置けなくなるまで繰り返して、建物タイルの枚数×接している街灯の数が得点になります。得点が高いほうが勝ちとなります。
万国博覧会っぽさは全くありませんが、1889年開催のパリ万博をきっかけにパリの主要な大通りにはアーク灯が設置されたそうです。このゲームは光の都と言われた1889年のパリが舞台になっています。パッケージに描かれているエッフェル塔も1889年開催のこの万博で建設されました。
クリスタルパレス
〈クリスタルパレス/2〜5人/14歳〜/150分〉
万博に向けて特許や発明家を集める、ダイスワーカープレイスメントゲーム。
衝立に隠した状態でサイコロの目を決めて、そのサイコロをアクションスペースに配置します。アクションを行って、発明家を獲得したり、収入を得ます。これを5ラウンド繰り返して、最終的な得点を競います。
サイコロは振るのではなく、自分で出目を任意で決めてその分のお金を支払うという変わったシステムになっています。さらにそのサイコロをアクションスペースに置いても、数が大きい順番でアクションを行い、アクションを行う人数は限られているので数字が小さいとアクション無しという厳しさ。そしてゲーム中ずっとお金がカツカツで借金すべきか否か悩まされます。借金は返せないとゲーム終了時マイナス点。とにかく他の人の思惑を読み合い、最適な行動を考える必要があります。万博を成功させるためにはこれくらいの苦労するだろうかと想像出来るボードゲームになっています。
1851年に開催されたロンドン万国博覧会がモチーフになっています。世界で最初の万博。当時は建築資材として一般的ではなかったガラスを使い、全面ガラス張りのクリスタルパレスが建築されて話題になったそうです。
万博はその時の最新技術がお披露目となるので、新しくて便利な未来が想像出来てワクワクしますね。そんな万博をテーマにしてるボードゲームがつまらないはずがないですよ。