食欲の秋。食をテーマにしたボードゲーム14選

秋は多くの食材が旬を迎える時期なのでとれたてを食べよう、という事で「食欲の秋」って言われるようになったそうな。それって何百年前なんでしょうね。風情の無い言い方だけど、今時ハウス栽培もあるし空輸で世界中の食べ物が入ってくるし季節関係ないでしょ。好きな人は旬じゃなくても食べてるし。

 

とは言え、食欲の秋。食をテーマにしたボードゲームってどれくらいあるのか調べてみたら相当数あったので選びに選んだ14タイトルを紹介します。

 

「スシゴーパーティー」

回転すし屋を舞台に、様々な食べ物を集めて得点を稼ぐゲーム。手札から1枚カードを取ったら、残りを隣の人に手渡すので本当に回転寿司みたいにカードがグルグル回るのが楽しいんですよ。うなぎや餃子や枝豆など寿司屋では見掛けない物も多いんだけど、最近の回転寿司屋はなんでもアリになってきましたからリアルなのかも。

 

 

 

「たのめナイン」

居酒屋を舞台にお会計を他人に払わせるゲーム。メニューカードを1枚出して合計1000円の倍数になれば、前の人の奢り。一度出たカードは出せないので、出せるカードが無ければ自分の奢り。9枚全種類のカードを出せたら自分以外の人で割り勘。簡単な計算だけのゲームなのに何故こんなに楽しいのか。テーマもピッタリだしね。試しに居酒屋でやってみたら酔っ払って計算出来ませんでした…。

 

 

 

「アラカルト」

レシピ通りに料理を完成させるアクションゲーム。サイコロ振ってレンジの火を強めて、調味料を振ってフライパンに指定の個数を入れるというおままごとの様な楽しいゲームとなっています。子供向けかと思わせて大人を本気にさせるのがニクいとこ。パンケーキが何度やっても上手くいかないんだよなぁ。

 

 

 

「マンマミーア」

共通のピザ釜に食材を入れて多くのピザを作るゲーム。一応記憶力がものを言うゲームなんだけど、ぼんやりした記憶で十分というのも人気の理由でしょうか。単純なルールなのに似たゲームが無いので何度やってもルール説明が上手く出来ないんですよね。そこも魅力。黄色い食材がチーズかパイナップルかで議論になるのはマンマミーアあるある。

 

 

 

「フォールドイット」

料理が描かれたハンカチを、お題のカードに書かれている料理だけが見えるように折るアクションゲーム。こんなゲーム他にないでしょ?韓国のゲームなんだけど独特の発想ですよね。これはナイスアイデア!一番遅い人が体力を1つ奪われるので、先に完成したら他の人を高みの見物出来るのもいいんですよ。

 

 

 

「もっとホイップを!」

同じ色のケーキを集めると得点というケーキ集めゲーム。丸いホールケーキを人数分に切って、切り分けた人が最後に残ったケーキを取るので物凄く悩ましいんです。誰にどのケーキを取らせたくないか、自分には何が残るのか…。見た目の可愛さと心の中の企みのギャップNo.1でしょうね。上の写真はNewGamesOrder版でオリジナル版より美味しそうなのがポイント。

 

 

「レシピ」

食材を集めて料理を完成させるセットコレクション。かなり簡略化した麻雀と言う感じ。さすがに大人同士ではちょっとツラいけど子供でも遊べるカードゲームです。人気があるのか和食編ワールド編などシリーズ化しています。

 

 

「理想の納豆」

納豆にトッピングを入れて、かき混ぜて、美味しい理想の納豆作った上で他の人より先に取るというカードゲーム。カメレオンを集める「コロレット」に似た感じかな。納豆を混ぜる回数カードを裏向きに置くので疑心暗鬼になって他の人の思惑を推理する事になるのでこっちの方が好き。

 

 

「夜市人参  イエス!ジンセイ」

台湾の夜市を舞台に沢山により多くの料理を作るのが目的のカードゲーム。お土産用に作られたのかカードには中国語と日本語が書かれています。そしてあまり馴染みのない台湾料理のイラストが描かれていて、説明書を見ると詳細が書かれているというガイドブック的な一面も。

 

 

 

「今夜はキノコ鍋」

キノコ鍋を食べたいけど、どのキノコが毒キノコか分からないという状況で食材のキノコを集めるゲーム。毒キノコは3種類あって、一種類だけ知った上でゲームがスタートします。他の人も一種類だけ知ってるので「あの人が集めてるなら毒キノコじゃないな」と推理する訳です。しかしそれがブラフかも知れないという不思議なセットコレクションとなってます。

 

「突撃!今夜の晩ごはん」

レシピを使ったクイズゲーム。出題者はカードに書かれた料理を自分の家庭ではどんな食材を使うのかを1つずつ宣言して、他の人が当てるという流れ。家庭の味ってありますからね。これだけのゲームなんだけど「え?お前ん家、白菜とピーマン使うの?」とか間違いなく話は盛り上がりそう。

 

 

「バーガーアップ」

注文通りにハンバーガーを作るゲーム。食材の乗せ方にパズル要素があるので思い通りにいかないのがもどかしくて楽しい。そして上手く完成した時にみんなに見せびらかせたくなる感じ。これは楽しいですよ。イラストがリアルなのも食欲をそそるものがありますね。

 

 

「まじかるパティスリー」

パティスリーで魔法使いになって自分が担当するお菓子を沢山作ったら勝ちというゲーム。加点となる自分のお菓子がどれなのか見えないので、みんな自分の担当を知らずにお菓子作りをしてるという可笑しさ。絵柄は可愛いのに推理とブラフというギャップ。

 

 

「スープメングラーメン」

丼にスープと麺と具を入れてラーメンを作るスープメングという競技で高得点を目指すゲーム。欲しい食材は他人から奪い、不要な食材は他人に押し付けるという直接攻撃だらけのバトルです。青森ラーメンや京都ラーメンがボーナスカードになってるのはちょっとマニアックで笑ってしまいます。

 

探してみると食べ物をテーマにしたゲームはキリがない程いっぱいありますね。毎日何かを食べるし、いろんな種類があるし、身近だし題材としては最高なんでしょうね。

テーマの食材を隣に置いてボードゲームをするのとより楽しいかも知れませんよ。