1月24日は郵便制度施行記念日! 『郵便馬車』など「郵便」をテーマにしたボードゲーム7選!!

1月24日は「郵便制度施行記念日」です。

1871年の1月24日に郵便規則が制定されたので「郵便制度施行記念日」になりました。実際の郵便業務はその年の3日1日に東京・京都・大阪間でスタート。郵便は国営で全国均一料金のサービス内容でそれまで活躍していた飛脚便とは大きく異なり、短期間で一気に全国に広まりました。翌年の7月1日には北海道の一部を除いて全国で実施されています。

ということで、誰もが知らず知らずお世話になっている郵便にスポットを当てました。郵便に関するボードゲームを7タイトル紹介します。

郵便馬車

郵便馬車/2〜4人/13歳〜/60分〉

ドイツを舞台に、郵便局を設置して配達網を作るネットワーク構築ゲーム。

自分の手番では、都市名が書かれたカード1枚引いて、自分の前に都市カード1枚を出すだけ。ややこしそうに見えてやる事は実にシンプル。都市が一筆書きで繋がるように出して、カードを3枚以上出したら郵便局が配置出来ます。とにかく他人との絡みがほとんどないのでソロプレイをみんなでやってる感じですが、アブストラクトっぽさもあり、邪魔が無いので目標に集中出来ます。

2006年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品です。

ポストマン

〈ポストマン/2〜6人/4歳〜/15分〉

郵便配達員になり、いち早く手紙を届けるアクションゲーム。

街並みが描かれたボード6枚を並べ、全員同じ数の手紙を受け取ったらゲームスタート。お題が書かれたカードをめくり、正解の場所を見つけたら誰よりも早く届け先に手紙を置きます。これを繰り返して手紙を全てなくした人の勝ちです。

お題カードは指定の場所がハッキリ書かれてるものもあれば、建物の窓の数やドアの数、3軒隣の建物など様々なパターンがあるのでボードを並び替えれば飽きずに何度も遊べます。

レターズ

〈レターズ/2〜5人/3歳〜/10分〉

動物に手紙を届けるカードゲーム。

レターカードを4枚自分の前に置いたらゲームスタート。自分の手番では、動物が書かれたプレイカードを1枚めくり、色と動物のシルエットがレターカードと一致したら配達完了でレターカードを捨てます。これを繰り返して、いち早く全てのレターカードをなくした人が勝利です。

キャッチフレーズが「はじめてあそぶカードゲーム」だけあって、超単純。しかもプレイカードはみんなで確認しながら進めるので、小さいお子さんと一緒に遊ぶのに向いてます。と言うか、大人だけでプレイするのはなかなか…。ちなみに『おてがみ配達隊』という漫画「鬼滅の刃」バージョンも存在します。

ポストマン・レース

 

〈ポストマン・レース/2〜4人/7歳〜/40分〉

郵便配達員になり、いち早くお城に手紙を届ける大陸横断レースゲーム。

お城までの道のりが描かれたマップには草原や山、道路、海などいろんな地形があります。地形に対応した乗り物カードとコストの枚数だけカードを捨てることでコマを進めることが出来ます。また、乗り物はレンタルすることも可能で、上手く手札をマネジメントしてゴールのお城を目指します。

乗り物カードは118枚もあって、なんと全て違う乗り物です! カードを見てるだけでも楽しめますね。

おそらのゆうびんやさん

〈おそらのゆうびんやさん/2〜4人/8歳〜/20分〉

郵便配達員になって空から手紙を届けるアクションゲーム。

空が描かれたボートを広げたら、布で出来た手紙を上からヒラヒラと落とします。自分の色の家に手紙が落ちたら得点獲得で、ボードからはみ出たり、ヤギにぶつかったらその手紙は捨てられてしまいます。最終的に得点を競います。

ポストギルド

ポストギルド/2〜4人/8歳〜/30分〉

郵便配達員になって、手紙を集めて7つの世界で配達するダイスゲーム。

数字が書かれた配達先カードを5枚ならべて、サイコロを5つ振ります。サイコロの出目に対応するカードが獲得予定となります。残ったサイコロを振って出目に対応するカードがあれば獲得予定になります。もしサイコロの出目に対応するカードが無ければ、バーストでカードは1枚ももらえません。バーストする前にサイコロを振るのを止めれば配達先カードが貰えます。これを繰り返して、同じ数字のカードを一度に配達すると得点獲得となります。先に10点獲得した人の勝利です。

ダイスを転がすのは誰がやっても楽しめますが、それに加えてカードにはいろんな効果が書いてあり能力が増えていくのも楽しいですね。

赤い糸大作戦

赤い糸大作戦/4〜6人/思春期〜/30分〉

両想いだと思う相手に告白してチャレンジを成功させるか、両想いになってる人をお節介でくっつけるのが目的のコミュニケーションゲーム。

ポストと手紙5枚を持ってゲームスタート。5枚の手紙のうち2枚がラブレターになっています。自分の手番では、封筒の中に手紙を入れて誰かのポストに挟み込みます。これを繰り返して、ラブレターを送り合う両想い同士だと思ったら、その相手に告白します。告白したら、お互いの手紙を確認して、両想いならタイルをめくるラブラブチャレンジに挑戦します。成功すれば両想い2人が勝利です。また、両想いなのにお互いが気付いてないと思ったら、お節介役として2人の手紙を確認します。両思いだったらお節介役が勝利です。

ゲームの中で意中の人に告白をするので中高生に遊んで欲しい甘酸っぱいコミュニケーションゲームです。郵便がテーマではないですが、手紙を届けるし、ポストや封筒がよく出来ているので紹介しました。


何かを届けるというのがゲームテーマとピッタリ一致しやすいこともあって、郵便がテーマになってるボードゲームは他にもたくさんありました。郵便関係者に感謝しつつ遊んでみましょう!