こんなのあったのか! 雪降る12月に遊びたい、名作ボードゲームの冬バージョン12選

正確な数は分かりませんが、毎年1000タイトル以上のボードゲームが作られています。人気で再版を繰り返すゲームもあれば、絶版で入手困難なゲームまで様々です。

そんな中で、ゲーム内容に大きな変化はないんだけどアートワークを変えた冬バージョンが作られているボードゲームって結構な数存在しているのです。そんなバージョンを作っちゃうくらい人気のゲームということなんですが、バージョン違いは何故か冬が多いのです!

というわけで、あの名作ボードゲームの冬バージョンやクリスマスバージョンを12月に引っ掛けて12タイトル紹介します。

ワニに乗る? クリスマスエディション

ワニに乗る? クリスマスエディション24人/5歳〜/20分〉

配られたコマをいち早く置き切ったら勝ちのバランスゲーム。

元のゲームと全く同じルールですが、コマがクリスマス関連の物になっています。タイトルにもなってるのにワニがいなくなって雪山にコマを乗せていくゲームになっています。これは年末に遊べば写真映えしますね。

パッチワーク 冬の贈り物

〈パッチワーク 冬の贈り物/2人/8歳〜/30分〉

布地タイルを自分のボードに置いて、より美しいパッチワークを作る2人専用対戦のタイル配置ゲーム。

元のゲームとルールは全く同じ。アートデザインしか違わないので、どちらで遊ぶかは好みの問題ですね。オリジナルを地味と見るかシックな色合いでシンプルと見るかで評価が変わるように、こっちを派手で可愛いと見るかガチャガチャして目ざわりと見るか。中身は変わらないので2人専用として傑作なのは同じ。何故かゲームとは全く関係ない、T字のクッキーの型が付いています。

ナナ クリスマス

〈ナナ クリスマス/25人/6歳〜/515分〉

同じ数字のカードを3枚見つけ、見つけた合計数が7か、3回見つけたら勝ちのカードゲーム。

元々のイラストが可愛かったのに更に可愛くなってます。どの動物もクリスマスの三角帽子かぶってますから。偶数のカードを獲得したら、全員同時にカード1枚を隣の人にプレゼントするという追加ルールがあります。

ストーンエイジ10周年記念版

〈ストーンエイジ 10周年記念版/24人/10歳〜/6090分〉

石器時代を舞台に、文明を発展させていくワーカープレイスメントゲーム。

ボードが一面雪景色。カードに数枚の動物カードが追加になり、その動物を退治しないとずっとサイコロの出目がマイナスされるというイヤな効果が続きます。他にカード購入時に追加でお金を払えば得点を得たり、建物に得点効率の良いイグルーが増えています。冬バージョンというだけでなくミニ拡張集でもあります。

ラブレター クリスマス

〈ラブレター クリスマス/24人/8歳〜/2030分〉

お姫様にラブレターを届けるのが目的のカードゲーム。

絵柄が全てクリスマス関連のものになっていて、最高値の8が姫からサンタクロースに変更になっています。7の効果が手札のカード合計数が12以上で即脱落のルールから、7のカードを捨てるだけに変更になってマイルドなルールになっています。それにしても『ラブレター』って何パターン存在するんでしょうね。作者のカナイセイジさんですら全て持ってないという噂ですし。

ハリガリ スペシャルクリスマスエディション

〈ハリガリ スペシャルクリスマスエディション/26人/6歳〜/1525分〉

カードを1枚ずつめくって、フルーツの個数が5になったら中央のベルをいち早く押すアクションゲーム。

フルーツがキャンドルや雪だるまやモミの木など冬っぽい絵柄に変わっています。ルールは全く同じのようです。

カルカソンヌ ウインターエディション

〈カルカソンヌ ウインターエディション/25人/8歳〜/40分〉

城壁都市カルカソンヌを作り上げていくタイル配置ゲーム。

タイルと得点ボードが雪で真っ白。ゲームが進んでいくと白いカルカソンヌの街が広がっていきます。ルールもタイルの枚数もオリジナルと何の変更もありません。

ドブル アナと雪の女王2

ドブル アナと雪の女王22〜5人/4歳〜/10分〉

8つのイラストが描かれた丸いカードを2枚見比べて、共通して描かれているイラストを見つけるアクションゲーム。

『ドブル』は世界中で様々なバージョンが作られていて、日本だとワンピースやドラえもんやポケモンが販売されています。アナ雪2は映画公開時に『モノポリー』や『UNO』などいろんなボードゲームとなっていましたね。

フリッケム・アップ デッド・オブ・ウィンター

〈フリッケム・アップ デッド・オブ・ウィンター/210人/8歳〜/3045分〉

様々なコマを並べたら、おはじきのように指先で弾いてシナリオを達成していくアクションゲーム。

ゾンビを倒しながら物語を進めていく協力型サバイバルゲーム『デッド・オブ・ウィンター』と西部劇をモチーフにアウトローと保安官の対戦アクションゲーム『フリッケム・アップ』のコラボになります。ボードゲーム2つがコラボして合体するというのは珍しいパターンですね。


ここからは、冬をテーマにした拡張を紹介します。

じっくりミレー 名画BOX Vol.2 冬の名画

じっくりミレー 名画BOX Vol.2 冬の名画26人/6歳〜/515分〉

名画に描かれた人物の気持ちを当てるパーティーゲーム。

拡張の第1弾では「名画BOX」として有名な絵画が20作品入っていましたが、拡張第2弾では冬をテーマにした絵画16作品が収録されています。また、その解釈いいなぁと思った人に渡す「氷のバラの宝石」が新たに加わり、出題者の気持ちを当てるだけじゃなく絵の解釈を評価する事も出来て、より会話が弾むゲームになりました。

カタン サンタクロース

〈カタン サンタクロース/3〜4人/10歳〜/40〜60分〉

無人島を開拓していくボードゲーム。

サイコロを振った後に、サンタクロースに羊毛2つを渡せばサンタクロースを好きな場所に動かすことが出来ます。移動先の盗賊をどかしたり、近くの人にプレゼントを配ったり、サンタクロースは超良い奴なのです。

蒸気の時代 クリスマスヴィレッジ

〈蒸気の時代 クリスマスヴィレッジ/12人/14歳〜/120160分〉

鉄道会社のオーナーになって、鉄道を建設して列車を走らせ、荷物を運ぶ鉄道ゲーム。

サンタクロースになって、夜が空ける前に全ての家にプレゼントを配るというマップです。『蒸気の時代』こそ拡張マップがいくつあるのやら(70以上?)というほど存在する訳ですが、実際の国のマップだけじゃなくこんなファンタジーの拡張もあるんですね。これは12月に1人で遊ぶべき拡張でしょう。


雪の降る寒い日は、部屋にこもって冬バージョンのボードゲームを楽しむに限りますね。