FIBAバスケットボールワールドカップ開催記念! バスケをテーマにしたボードゲーム7選

2023825日にFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されます。行われる場所は、フィリピン・インドネシア、そして日本。日本での開催は17年ぶりということもあって、日本国内でも非常に盛り上がっていますね。

さらに昨年末に公開されたアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』も超絶大ヒットで、2023年を代表する一本です。今年はバスケットボールブームの年と言っても過言ではないでしょう。

そこで、バスケットボールをテーマにしたボードゲームを7タイトル紹介します。はたして、実際のバスケットボールをプレイしたり応援するのとボードゲームを遊ぶのとでは違うものなのでしょうか?それとも、ホンモノ以上に面白かったりするのか?

バスケットボス

25人/10歳〜/50分〉

バスケチームの経営者になり、6シーズンの間にたくさんのトロフィーを獲得するのが目的のボードゲーム。

試合ではなく、チーム作りに焦点を当てたボードゲームです。最初に配られる5人の選手は時間が経つと活躍しなくなったり稼がなくなるので、毎ラウンドに優秀な選手をオークションで落札します。選手の能力は、大器晩成だったりブレのない安定型だったり個性的。そんな選手たちを手元に残ったお金で落札して、より強いチームにしていきます。シンプルなゲームですが、次のシーズンではどの選手に活躍してもらうかなど先を見越して考えることは多く、バスケを知らない人でも楽しめるゲームになっています。

元々は2009年に発売された作品で入手困難でしたが、2023年にリメイクされました。

ダンクジャム

2人/12歳〜/20分〉

1チーム3人のバスケ3on3で、相手より高い点数を取った方が勝ちの2人専用対戦ボードゲーム。

先攻後攻を決めたら、バスケットコートが描かれたボード上にオフェンス側がコマを3個配置して、続いてディフェンス側がコマ3個を配置します。そして3枚ある手札からアクションカードを2人同時に出して、お互いの効果を発動します。アクションカードはオフェンス側なら移動やパスやドリブル、ディフェンス側ならボールを奪うスティールやシュートを止めるブロックなどなど。そしてこのゲーム最大の特徴が、シュートを打つ時はシュートボードに移動して、ボールを指で弾いてゴールを決めるアクションゲームに変わるのです。ゴールまでの距離が遠いほど得点は高くなっていますが、遠ければ当然入りにくい!ただし、やり過ぎるとシュートが上達して遠くても入るというのが…。山札が無くなった時に点数の多い方が勝ちです。

スピード感こそ物足りないですが、アクションもあってバスケをやってる擬似体験が味わえますね。

青空の3on3

2人/6歳〜/30分〉

3on3で、相手より高い点数を取った方が勝ちの2人専用対戦バッティングゲーム。

先攻後攻を決めたら、お互い同時にアクションカードを出して効果を発動します。オフェンス側はパスやシュートをして、ディフェンス側は同じカードを出せば阻止出来ます。上記の『ダンクジャム』からアクション要素をなくした簡易版みたいなカードゲームになっています。

バスケットボドゲール

2人/8歳〜/20分〉

最終の第4ピリオドだけを行い、相手より高い点数を取った方が勝ちの2人専用対戦カードゲーム。

1〜6までの数字が書かれた選手カードを逆ピラミッド状に配置して、先攻後攻を決めます。オフェンス側はピラミッド状に置かれた選手カードの中から1枚選び、手札から出した選手カードの数字の大小を比べて攻撃の成否を確認します。手札から出した選手カードの方が大きければ2点、同数ならフリースロー。フリースローは、箱に描かれたリングに向かってボールを弾き、リングの中でボールが止まれば得点となります。

競艇がテーマの「トーネードスプラッシュ2」やラグビーゲーム「ボォドラグビーFBK」やオナラ大会の「第76回全国放屁大会」などなど、ちょっとめずらしいテーマのボードゲームを作り続けているアチザワゲームの作品です。

フースケットボール

2人/8歳〜/15分〉

相手より先にバスケットにボールを入れて、5点取った方が勝ちの2人専用対戦アクションゲーム。

コートの上には人形がくっついた棒が2本横向きになっています。その棒をクルクル回すことで人形がボールをキャッチしたりシュートをするので、上手く相手のゴールにボールを入れるというアクションゲームです。子供でも遊べて、誰でも一瞬でルールが理解出来る盛り上がるのが必至のゲームです。人形の手の動きが奇妙なのも魅力のひとつ。是非動画を見てもらいたい!

バスケットボールゲーム9リング

2人/6歳〜〉

自分の色のボールを発射台に乗せ、9つあるリングに向けて飛ばし、相手より高い点数を取った方が勝ちのアクションゲーム。

100円ショップのDAISOだけで販売されている200円のボードゲームです。交互に自分の色のボールを発射台に乗せて、ポ〜ンと高く飛ばしてゴールを目指します。点数を競うだけでなく、3個1列に並べるのを競うルールもあります。

現在も販売されていますが、『バスケットボールゲーム』という名前で打ったボールが手元に戻ってくる1人用アクションゲームになったバージョンも存在します。

ニューバスケットボールゲーム

2人〉

数字が書かれたボタンを押してボールを動かし、ゴールを決める2人専用対戦アクションゲーム。

バスケットボールのボードゲームと言われて、この『ニューバスケットボールゲーム』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。元々は1964年にエポック社が『バスケットボールゲーム』という名前で発売したのが最初だそうです。バスケットコートが描かれたボードには14個の穴が空いていて、穴に落ちたボールをレバーで弾いてバネの勢いで飛ばしてゴールを決めるというアクションゲームでした。しかし、バネの力が強すぎてボードから飛び出しすぎたので、1978年に透明なドームを被せた『ニューバスケットボールゲーム』を発売したというのがこのボードゲームの歴史です。

その後はリニューアルをして何度か発売されましたが、現在エポック社では扱っていないようです。ネットで検索すると、類似品が多々あるので権利を譲渡したのか、勝手にパクられているのかのどちらかでしょうか。